落ち着いた学校生活を 生徒の生活を中心に
今年度は,関東ブロックの大きな研究発表大会が11月に廻ってくる関係で,学校の暦が例年に増して忙しいものになり,普段行っている行事の時期もイレギュラーになっています。
次から次に行事が押し寄せ,日常生活も落ち着きがないようになっています。
国の調査などが下りてくる際にも,学校の実情は考慮されず,授業数確保とは言うものの,そちらへの対応が優先されます。
こんなことを書いているのは,目の前にしている子どもたちが,このところ本当に疲れているのを目の当たりにしているからです。
いつもがんばっているメンバーでさえも,このところ遠い目をするようになっているのを見ると,学校生活がゆとりのあるものになったらなあ・・・と思わずにはいられません。
このことは,学校だけに言えることではないと思います・・・
世の中自体がジェットコースターのようになっていて,途中下車すらもできない,そんな感じです。
会社や役所などでも,退庁時間を早める取り組みをしているようですが,業務の内容を軽減させることなく,キャンペーンのように月1や週1でそうしたことを行っても,結局のところ,終わらなかった仕事を別の日に回している,というようなことにならないでしょうか。
子どもたちとのやりとりが豊かで,ほっと一息つくことができるようなゆとりがあるような,そんな学校生活,実現しないかなあ・・・
授業そのものが学び豊かで,知的好奇心をくすぐるようなものになっていく,ということに挑戦しつつも,それ以前に学校そのものがいつも超・多忙,では,苦しいですね。
空き時間に仕事をしながらも,せめてコーヒーくらい飲めるような,そんな空間が創りたいなあ・・・