ちょっとだけでも立ち止まって考えてみよう② 高校では何を学んでいるの?

 

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少し立ち止まって、の第二弾です。中3まで共に学んだ子どもたちは、高校に進んで(高校だけがキャリアプランの進路先ではないですが)何をどう学ぶのでしょう。

 

教科書を数冊手にとって中身を読んでみます。

 

コミュニケーション英語Ⅰでは、中学校の復習から入って、基本5文型を学びます。

 

英語表現Ⅰでは、聞いたり、読んだりしたことをもとに、言語材料に触れ、その言語材料について文法的に整理したり、演習をしたりしながら習熟し、最後にアウトプットをする、ような流れで学びます。

 

しかし、実際に授業を参観すると・・・

(これは高校だけに言えることではなく、小学校や私たち中学校の現場でもあることで、高校をカテゴリーとして一方的に批判してるのではありません)

 

英語を使って何かをしている・・・と言うアウトプット活動は弱い・・・と感じます。

 

即興で何かを・・・

 

スピーチのようなproductiveなものは・・・

 

英作文は結構やっているようですが・・・

 

 

教科書だけで大学入試は突破できる (英語教育21世紀叢書)

教科書だけで大学入試は突破できる (英語教育21世紀叢書)

 

 

 

中学英文法で大学英語入試は8割解ける! (アルク選書)

中学英文法で大学英語入試は8割解ける! (アルク選書)

 

 

金谷先生もこうおっしゃっています。

 

また、少し先には4技能入試へと大学入試が大きく舵を切ります。

 

それに向かっていかないと・・・

 

 

 

まずは足元で、高校の教科書を見たり、授業を見たりすることで分かることがありますね。

 

実際に高校での勤務をしたことがないので、先生方の頑張りが分からないことや、印象だけで語ることもできません。

 

中学校で・・・何か生徒たちが準備できることは・・・

実態に合わせて対応をしてあげるとすれば・・・

 

文法用語を使わない、は、しない

 

辞書を使いこなせるようにする

 

ということはすぐに意識して実践できます。

 

 

学んだことを自分で整理整頓できる、辞書を使って自立的に学べる・・・

 

そんなふうにしてあげたい、と思います。

 

英語を学ぶことの楽しさ、英語を使ってできることの広がり、伝えてあげられているかなあ・・・

 

自分もまだまだまだまだまだまだまだ・・・です・・・