ちょっとだけでも立ち止まって考えてみよう② 高校では何を学んでいるの?
少し立ち止まって、の第二弾です。中3まで共に学んだ子どもたちは、高校に進んで(高校だけがキャリアプランの進路先ではないですが)何をどう学ぶのでしょう。
教科書を数冊手にとって中身を読んでみます。
コミュニケーション英語Ⅰでは、中学校の復習から入って、基本5文型を学びます。
英語表現Ⅰでは、聞いたり、読んだりしたことをもとに、言語材料に触れ、その言語材料について文法的に整理したり、演習をしたりしながら習熟し、最後にアウトプットをする、ような流れで学びます。
しかし、実際に授業を参観すると・・・
(これは高校だけに言えることではなく、小学校や私たち中学校の現場でもあることで、高校をカテゴリーとして一方的に批判してるのではありません)
英語を使って何かをしている・・・と言うアウトプット活動は弱い・・・と感じます。
即興で何かを・・・
スピーチのようなproductiveなものは・・・
英作文は結構やっているようですが・・・
金谷先生もこうおっしゃっています。
また、少し先には4技能入試へと大学入試が大きく舵を切ります。
それに向かっていかないと・・・
まずは足元で、高校の教科書を見たり、授業を見たりすることで分かることがありますね。
実際に高校での勤務をしたことがないので、先生方の頑張りが分からないことや、印象だけで語ることもできません。
中学校で・・・何か生徒たちが準備できることは・・・
実態に合わせて対応をしてあげるとすれば・・・
文法用語を使わない、は、しない
辞書を使いこなせるようにする
ということはすぐに意識して実践できます。
学んだことを自分で整理整頓できる、辞書を使って自立的に学べる・・・
そんなふうにしてあげたい、と思います。
英語を学ぶことの楽しさ、英語を使ってできることの広がり、伝えてあげられているかなあ・・・
自分もまだまだまだまだまだまだまだ・・・です・・・