気づきを引き出す 工夫 あれこれ
ファイナルスピーチの発表が来週火曜日以降に迫り,最後のリハーサルをしました。
今週は練習の機会を豊富に設けてきましたが,自分のスピーチを見つめる機会を工夫しながら設定しました。
生徒自身が自分で自分のよさと,改善すべき点に「気づく」ことができる機会を設けることがポイントだと思うからです。
いくら教師がああだこうだ,と言ったとしても,自分で気づいて「はっ」とすることのほうが大きな効果があると思います。
自分が学び手だったとしても,きっとそう思うんじゃないでしょうか。
「納得」感が大きいと思います。
今回,気づきを引き出すために意識した視点は2つです。
①自分のパフォーマンスを見える化して自分で自分を客観視する機会を設ける
ペアに1台タブレットを配布し,お互いのパフォーマンスを撮影し合って,その後,自分自身で自分のパフォーマンスを見る機会を設けました。
②相手に向かって(反応を見ながら)スピーチをし,聞き手からアドバイスをもらう機会を設ける
相手を替えながら何度も練習を重ね,他者の視点からアドバイスをもらいます。
こうしてやわらかく,笑顔で学び合う集団に育ってくれていることが,本当に誇らしくて,嬉しい気持ちになります。
お互いのスピーチが終わると,あちらこちらで自然に拍手が起こったり,親身になってよかったところを伝え合ったり,相手のスピーチに感心してうなっていたり・・・
いい姿ですよね・・・
普段のパートナーとは違う組み合わせを作り,ローテーションをしながら3回練習の機会を持ちました。
2回目が終わった後で一度振り返りをする時間を取り,どんなことに気づいたかを発表してもらいました。
そうした気づきも共有できるようにすることで,気づきが多面的・多角的に共有され,立体的なものになると思います。
さあ,いよいよ来週,本番です。
どんなパフォーマンスが飛び出すか,楽しみです!
みなさんの学年末,どんなまとめになりそうですか?