ファイナルスピーチ発表会 進む

今日も,昨日に続いて各クラスでの発表会が続きました。

 

印象に強く残ったのは,普段は人前で積極的に意見を述べる機会が決して多くはない生徒たちのがんばりでした。

 

彼らが一人一人「がんばった!」と言うことが,そもそもおこがましいのかもしれません。

心の中に思いを秘めて,いや,ちゃんと持っている,そのことは間違いがなく,それを単に外言化していないだけ,それも,限られた時間の中でしなかっただけ,なのかもしれないのですから。

 

自分の名前の由来を話す生徒

 

東日本大震災と自分とのかかわりについて話す生徒

 

自分がどっぷりつかっていることのよさを仲間と共有したい!と語る生徒

 

自分の部活の仲間のよさを一人一人伝える生徒

 

親への感謝をその場を借りて述べる生徒

 

 

それぞれのスピーチに思いが乗って,今日もたくさんたくさん届いてきました。

 

世の中的には,発信力の育成が求められ,人前で堂々と,臆せず自分の意見を述べることができる生徒の育成が求められています。

 

でも,そのとき話したいか,話したくないか,それは子どもそれぞれによって違いますね。

 

学校だから,教師がそうさせたい思いがあるから・・・とは言っても,子どもはそう思うかどうかは分かりません。

 

そんな中で,こうして自分の考えや気持ちを語ることができる生徒たちとともに学べて,自分はつくづく幸せだな・・・

 

そう思います。

 

明日はどんなスピーチが出てくるかなあ・・・