生徒・先生同士のつながりを育む若手教師のためのSMALL TIPS

大修館書店英語教育の連載、読んだ、という方はいますか?

 

読者の方にはどんなふうに映っているのかな・・・

と読後感、気になります。

 

私が23年間の教師経験の中で実際に感じ、気づき、学んだことを素直に綴っています。若い頃の苦い経験、そして、たくさんの先輩方から教えていただいたこと、諸々が詰まった連載です。

 

最近ずっと思っていることは、教師である前に、「人」としての自分がどうなのか、ということがすごく問われている、そここそが勝負、だということです。

 

生徒に対して優しい、生徒に対して敬意を払える人は、

 

保護者の方に対しても、同僚に対しても、上司に対しても・・・

 

誰に対しても、相手を大事にできる人だと思うのです。

 

 

どれだけメジャーで、どれだけすごい実践をしている人でも、

 

同じ学校に勤務している同僚から、

 

「ああ、あの人ね。あの人だからできることなんだよね。」

 

と言われるようであれば、その実践の意味は半分以下ではないか、そう思います。

 

 

外で活躍していても、地元の先生方から共感を得られないようであれば、同じように、その意味は半分、だと思います。

 

今、私は、学年スタッフの日々の頑張りから多くを学んでいます。

 

言葉にしないけれど、お互いが思いやり、知らず知らずのうちにカバーをし合っていることに感動しています。

 

そんなふうに自分が感じられるようになったことにも、自分で驚きとともに感動しているのですが・・・昔は喧嘩ばかりしているヤツでした。 

 

そんな、私がトゲトゲ、チクチクしていたときを思い返し、恥ずかしい思い、情けない思い、申し訳ない思いを失わず、間接的ではあっても、今共に時間を過ごしている仲間、子どもたちに何かを返したい・・・

 

今回の連載も、読者の方々と、そんなことを共有できたら・・・

 

そんな思いで原稿を綴っています。

 

 

 

授業がよりよいものになる(生徒にとって)ためには、根っこにあることがとても大事なのです。

 

そんなことに気づいていない人、結構いるんじゃないかな・・・

 

よかったらぜひ感想を聞かせてくださいね。

 

 

 

 

英語教育2017年5月号 - 株式会社大修館書店