早い段階で、自分の発音をメタ認知させてみる
昨日の授業で、1年生に自分の発音を聞かせてみました。
教科書Program 3が終わったところで、の実践です。
セクションの音読が終わり、次のような問いを投げかけてみました。
「自分の発音がどうか、確認してみようか?」
「今自分が上手に発音できるようになっているところと、改善が必要なところを自分自身で知ることが大事だよ。部活動と一緒だね。」
ペアで1台のタブレットを持ち、お互いの音読を録音します。
その後、録音された自分の発音をなんども聞いて確認をします。
事前に、
・個々の発音
・イントネーション(上がり調子・下がり調子)
・アクセント
・単語と単語のつながり
・音量
という視点を与えて、それにもとづいて確認し、振り返りをノートに書くようにしました。
これからノートを回収し、彼らが何に気づいたか、見てみようと思います。
どんなことが書かれているか、楽しみです。
取り組んだ生徒に声をかけると、語と語のリンキングができずに苦労した、思っていたより個別の発音がダメだった、という反応が聞こえてきました。
次に何を意識して音読をするか、という部分で、自分自身の処方箋に具体的に気付ければいいな、と思います。
1年生の初期段階からメタ的な視点を持たせると、彼らの発音がどう変容していくのか、注意深く見守っていこうと思います!