教育実習 2週目 スタート!
土日の宿題として出したのは,少なくとも半日,携帯電話も持たず,ぼーっとする,コーヒーを飲みに行く,など,OFFの時間を取ることでした。
友だちとファミレスに行って語り合う,映画を見に行く,など,実習生は思い思いに過ごしたようです。
ワークライフバランスを考えるまでには至らないかもしれませんが,OFFをちゃんと取ることが,自分自身の心と体の健康につながり,元気に仕事に向き合えるために必要なことだということを分かってもらいたかったのです。
(指導教官もちゃんとそうしないと・・・ですね)
今日は,ALTの先生とのT-T(ティームティーチング)の授業を体験する機会を持ちました。
4人で協同でプランを練って,打ち合わせも4人とALTの先生で行うこととし,実際に1人ずつ授業をする機会がもてました。
経験豊かなALTの先生が巧みに授業をリードしてくれたことにも支えられ,それぞれが立派に授業を終えることができました。
不安でたまらなかった彼らでしたが,振り返りの段階で,「やってよかった!」と全員が話していました。
ALTの先生がいるからこそできることは・・・と考え,
・JTEとALTが対話をしている姿を見せられること
・ALTと生徒が対話をし,自分の考えや気持ちを伝える機会を創出できるとともに,伝わった,という喜びを感じられること
・ALTからの自然な英語,そして,ALTが知っている文化や言語についての情報を生で伝えられること(意味のあるインプット)
をしっかりと理解し,授業の中で生かすことができたことはとても大きかったと思います。
もちろん,改善すべきこともありますが,一点突破で,自分なりの目当てをもって取り組むことが大切だと思います。
明日,明後日は,敢えて他学年の授業を参観に行く,という目当てを持たせました。
これまで同学年で同じような指導を受け,授業を構想してきましたが,敢えて違った角度から授業を見つめなおすことで,自分自身の立ち位置を客観的に捉えさせたいと思っています。
指導教官がどんなことを考えて,教育実習生とどう学び合っていくか,こちらも勝負です。
最初の時間の板書(誤りも・・・)
5時間目になるとかなりよくなります!
こうして,板書なども,彼らが変化を実感できるようにしてあげる,というのも,一つの方法だと思います。
みなさんは教育実習生にどんな指導をしていますか?