小研究授業③ すべて終わる!
小研究授業最終日が無事に終わりました。
事後研究会を終えて,達成感が半分と,悔しさや後悔が半分と,というようなそれぞれの教育実習生の顔がありました。
3週間前,赴任をした時の彼らと,今の彼らとでは,本当に大きな変容があり,一回り大きくなったように見えます。
大学での実地講習で,ホームグラウンドにいたときの学生然としている彼らとは,さらに違います。
大学の先生方によれば,彼らはいい顔をしてキャンパスに戻ってくるようです。
それは,職場体験学習を終えて多くを学んで帰ってくる中学生の,
運動会や合唱コンクールを終えた中学生の,
顔つきと似ているな,と思います。
指導を通して,自分にとっても気づきや学びがたくさんありました。
1つは,言語材料に習熟する段階の大切さを改めて感じたことです。
構想はよくとも,習熟させる段階が不十分だと,主活動の中で,子どもたちが困ってしまう場面が見られました。
2つ目は,授業の流れの中での緩急です。どこでどう進めるか,は,事前の想定もありますが,その時の子どもたちの様子をつぶさに観察することで初めて見えてくることだと思います。
3つ目は,バックワードで授業を構想することの大切さです。活動と活動が有機的につながっているかどうか,は,最後に取り組ませたい主活動がどんなものなのか,によって必然的に決まってきます。
そのことがおろそかになってしまい,導入部分からつぎはぎ的に構想がなされると,活動はそれぞればらばらになってしまいがちだと思います。
共に学んだこと,気付かせてもらったことを,来週以降の自分と子どもたちとの授業に生かそうと思います!
みんな,明日の最終日,しっかり乗り切ろう!
今夜はよく休めるかな?