教育実習生からのメール①

教育実習を終えたばかりの実習生に、宿題を持って帰ってもらいました。

 

拙ブログに掲載するということを知らせつつ、今回の実習で感じたこと、学んだことをメールで送ってもらいました。

 

先ほど、4人の先陣を切ってWくんからのメールが届きました。

 

教科全体の世話役もしていた責任感のあるWくんらしいです。

 

では、どんなメールか、紹介してみますね!

 

 

実際に英語の授業をしてみて、この3週間で身に付けられたものとこれからの課題となるものがありました。


板書や授業の雰囲気(生徒との一体感)は、全8回の授業を通して、しっかりと身に付けることができたと感じています。


1回の授業での反省をどのように次に活かしていくかは常に意識していました。


特に「生徒との一体感」に関しては、T教諭のご指導のもと、次の授業でのポイントを自分なりに設定し、課題をクリアしていくことで小研究授業でも生徒との一体感を作り出すことができました。そこには、導入での教師のSmall Talkの内容や、授業中の机間指導がポイントになっていたと感じました。生徒との距離感を大切にし、全体を見ながらもひとりひとりへの声掛けを大切に授業を展開していく大切さを学びました。


その一方で、授業での「緩急」は、まだまだこれからの課題だと感じています。

丁寧すぎる説明が多く、メインとなる活動に時間をかけられなかったり、その説明で生徒が飽きている様子が見られたりしました。どこに時間をかけ、どこをスムーズに進めていくかを認識していくことが難しかったです。

 

どの授業にも完璧な授業はなく、どの疑問にも正解はないと感じました。
その日の生徒の様子で変えていく必要があり、ひとつの疑問に「答え」がないのが教師の難しさであり、おもしろさであると感じました。そのためにも、教師が生徒の様子を知っておく必要があり、教師が学び続けていく姿勢が大切だと感じました。

 

また、同じ学年担当の教生に助けられる場面も多くありました。
授業を見合うことで自分の授業での課題を客観的に見ることができたり、小研究授業の前にはアイディアを広げる助けをしてもらいました。協働していくこと、チームとして働くことの大切さを学びました。

 

これからも学び続ける姿勢を大切にして、大学生活に戻りたいと思います。

ご指導いただいたT教諭、3週間お世話になった先生方に感謝しております。

3週間本当にありがとうございました。

 

 

真摯に学び続ける姿勢をこれからも大切にしてくださいね!

 

いつか一緒に働く時がくるかもしれませんね!

 

これからの成長を心から応援しています!