師走だからこそ 足下を見る

各クラスでの2017年最後の授業が終わっていきます。

 

明日、残る1クラスの最後の授業が残っていますが、20日の終業式を前にほとんどの授業が終わりました。手を抜かずに、授業、やり切れたかな・・・

 

そんなことを思っています。

 

 

 

さてさて、今日見つけたことですが、あるクラスの黒板、日付記入欄に、

 

f:id:takaenglishteacher:20171218230325p:plain

のように書かれていました(笑)。

 

子どもたちは本当によく我々を観察しているのですね(笑)。

 

 

忙しくなればなるほど、子どもたち(人)から目も、心も、心理的・物理的な距離が離れていきます。

 

デスクワーク、ペーパーワーク、にばかり目が行って、子どもたちとともに過ごす余裕がなくなる、ということです。

 

そう思うからこそ、朝の会の時の廊下の巡回(と言いながら、各教室にいる子どもたちとガラス越しにじゃれています)、部活動への顔出し、などをできる限り優先します。

 

子どもたちも、我々が忙しいことは重々承知で、だからこそ、何も言わずに自分たちで頑張ってくれるわけですが、顔を出し、声をかけ、気持ちを向けることで、子どもたち自身も嬉しく感じ、怪我やトラブルが起こらないように集中して活動しようとします。

 

口では偉そうなことを言っても、行動が伴わない大人に対しては、子どもたちは本当に敏感です。

 

表立っては何も言わなくとも、信頼はどんどん薄れていきます。

 

こんな当たり前のことに、忙しさや慣れがあると、鈍感になってはいないか、そう思うのです。

 

 

大人になった今でも、私自身がそうされることが嫌で、だからこそ、自分自身にも、いつも足下を見ること、そして、子どもたちを何があっても一番に、真ん中に置くこと、を自分に言い聞かせています。

 

自分が信頼されているかどうかは自分では分かりません。

 

自分の評価は周囲が決めることでもあります。

 

ただただ真摯に、当たり前のこと、小さなことを切々と積み重ねていきます。

 

 

あと2日で終業式です!