ELEC 2017冬期英語教育研修会

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12月26日,東京・神田のELECにお呼ばれして,3時間の講座を担当してきました。夏休みの研修は,香川県の研修会と日程が重なり,申し訳ないのですが,遠方を選ばせていただいたので,しばらくぶりにお邪魔したことになります。

 

今回は40名を超える受講者の方がいらしていました。

 

ここ数年ずっとタイトルにしている,

「生徒の学びのプロセスに寄り添う指導の工夫」

ということで,学習者の視点から授業や私たちの指導を見つめ直しました。

 

今回もELECの担当の方からすぐにアンケートの結果が送られてきましたが,多くの受講者の方と共感できたことが分かって嬉しかったです。

 

研修後,受講者の方からのメールが今回も届きました。

 

●紹介された活動についてさらに詳しく知りたい・・・

 

●受講後,授業が変わって子どもたちの様子が変わってきた・・・

 

 

こうして生まれるつながりも,自分にとって本当に財産だな,と思います。

 

ここのところ私の講座を連続で受講してくれる大阪の若い男性の先生がいます。

私立の中・高の先生なので,学校の方針もあり,なかなか自由に教科書を選んだり,授業の在り方を工夫したりするのは難しいかもしれません。

そんな中,できる範囲で工夫をし,パフォーマンステストを取り入れたところ,子どもたちの姿勢が変化したことを実感したそうです。

 

嬉しいですよね・・・自分のことのように感じられます。

 

 

また,私の紹介した活動をそのまま取り入れることには注意も促しています。

 

学校のある場所も違えば,子どもたちの様子も違います。

Teaching Contextが違うのです。

 

また,何のためにその活動が必要なのか,納得感をもってもらうことも重要です。

 

研修を受けると,受講したことで元気が出て,いいなあと思う活動を取り入れたくなるものですね。私自身もそうです。

 

が,そのことには注意が必要だ,ということを忘れないようにしたいものです。

 

全ては子どもたち中心,の発想で考えなければなりませんね。

 

 

 

次の研修の機会は来夏になるでしょうか。

 

研修会で出会う先生方とのネットワーク,これからも大切にしていこうと思います。

 

 

足元を常に見つめて・・・