Picture Descriptionに挑戦

プログラム10の学習に入りました。

 

プログラム9の終わりに,次回から絵を見ながら教科書の内容について,自分のことばで描写してみるぞ,と予告をし,リハーサルとして,プログラム9-3のピクチャーカードを使った実践をしてからしばらくが経ちました。

 

 

takaenglishteacher.hatenablog.com

 

ここまでの間,実は1年間のゴールであるファイナルスピーチのための準備(アイデアマップ作り,枝分かれ図作成,下書き原稿作成)を行っていて,教科書の内容理解は一時ストップをしていました。

 

久々の教科書の授業・・・ どのくらい対応できるかは,これまでの10か月間の取組の成果がそのまんま出てくるなあ・・・

 

プレッシャーをかけずに取り組ませて,どこまでできるか,まずはやらせてみよう,と思いました。

 

教科書の内容理解の学習のいつもの流れ:

 

①教科書閉本のままリスニングポイントを与えて聞き取る

②教科書閉本のまま,ピクチャーカードを見ながら先生のOral Introductionを聞く

③教科書を開本して,黙読してみる

④教科書本文の音声を聞いて,音と文字,音と意味,文字と意味を結ぶ

 

⑤新出単語を聞く

⑥新出単語の意味を確認し,発音練習をする

⑦重要なポイントについて整理し,ノートに書く

 

⑧音読①(先生の後に続いて)

⑨音読②(モデル音声に続いて)

⑩音読③(自分自身で)

⑪音読④(Read and Look up)

⑫音読⑤(Overwrapping)

⑬キーワードリプロダクション

 ペアで取り組みます。片方の生徒がこのシートだけを頼りに本文を再生します。他方の生徒が教科書を見ながら再生されたものが正しいかどうかを確認し,ヒントを出したり,訂正をしたりしながらサポートします。役割を入れ替えてもう一度やっておしまいになります。

 

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と,これまでの流れの後に,次のようなシートを配布し,各自で練習をさせた後,ペアでPicture Describeさせました。パートナーを替えて2回実施し,その後代表生徒に前に出て発表をしてもらいました。

 

流れ,伝わりますか?

 

 

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初回だったものの,リハーサルをしてイメージをつかめていたこともあり,思った以上に生徒たちはがんばって表現できていました。

 

何かをやらせようと思ったら,短期集中ではなく,漢方薬のようにずっと取り組んできたこと,ちりばめてきたこと,が生きるのだ,ということを改めて実感しました。

 

感動です。

 

代表生徒のDescriptionです。

 

Look at this picture. Mike went to back to the U.S. and visited Washington D.C.

He was staying with his aunt in her house. This is her house.

He visited the history museum and watched old American things. 

So he learned about American history there. 

 

 

まったくの初回ですが,ここまで1年生ができたら,いいなあと思いませんか?エラーや、もっとこうあるべき、はあると思いますが、それでもよくやったと褒めてあげたいです。

(練習時間3分,その後ペアで2回実践後)

 

さらに描写の表現を加えて,話すこと(発表)の力につなげていきたいなあと思います。

 

 

いいぞー,みんな!

 

すごい!