茨城県のS先生からの振返り

先週金曜日に遠路訪問をしてくださったS先生からのメールが届きました。

 

こうして学び合える仲間と出会い,ネットワークが広がることは,本当に嬉しいことですね。

 

草の根的に,地元で,地方でできることをこれからも少しずつ積み重ねていこうと思います。

 

S先生の了承を得て,紹介をさせていただきます!

 

S先生,ありがとうございます!

 

 

 

T先生へ

 

本日は委員会や学校評議員会など大変お忙しい中,授業参観をさせていただきまして,誠にありがとうございました。私の訪問の為に,授業計画や授業の構成まで調整いただきまして,感謝の思いでいっぱいです。


<本日の学びの最も大きな2点>

 どんなに時代が変わろうとも,『目の前の生徒』に寄り添い,大切に思えば,自ずとやるべきことは見えてきて振り回されることがないということに気づけました。(これ,すごく大きいです!!)

 T先生の生徒への関わり方はとっても温かくて,授業中だけでなく,授業の前後にも,一人一人に笑顔で声をかけているところが印象的でした。一人一人を大切にしているからこそあの素晴らしい授業ができていること。教師である基盤は,生徒と教師の相互信頼・相互尊敬であることを再確認させていただきました。

 

 『競争ではなく共同』『繰り返しやれば習熟はできるが,定着というのはしばらく経ってから現れるもの。結果を急がないこと。』『定着のためには、ドリル的活動も大切であること』『活動が生徒にとって負担過多にならないように,既習と新出のものの配分を考えた活動にすること』などは,これまでどちらが正しいのかで揺らいでいた部分でしたが,今日,お話を聞かせていただいて,すっきりしましたし,私がこれまで大切にしたいと思っていたことなので,これからは先生のように自信をもって言えるように,理論と経験の両方を積んでいきたいです。

 

 K先生、S先生からも授業改善のヒントをたくさんいただきました。2年生・3年生へとステップしていく様子が見られ,イメージがふかまりました。3年生のスピーチや来客者への対応等素晴らしかったです。先生方の日頃の丁寧なご指導の賜ですね。貴重なお時間を割いて,情報やお考えを聞かせていただきましてありがとうございました。どうぞよろしくお伝え下さい。

 

 生徒のみなさんは,礼儀正しいだけでなく,温かな雰囲気をもっていたので,まるで自分の学校にいるかのような居心地の良さを感じました。大人の事情に快くお付き合いいただき,素晴らしい活動の様子を見せていただいて,とても感謝と感動をしているとお伝えください。

 

 最後に,本校の生徒たちにも会いたくて,会いたくてたまらなくなり,三連休明けがとても楽しみで仕方ありません。卒業まで残すところ23日,授業の回数で言ったらあと12時間程度しか残っていません。その中でできることは少ないかもしれないけど,復職して日が浅い私を温かく受け入れ,毎回の授業で元気と感動をくれる三年生に,可能性は無限大であること,英語学習の楽しさを伝えられるように,生徒たちのニーズに合うことやスモールステップを実感できる仕掛けを一つでも多く提供できるように頑張ります。そして,来年度に向けて,バックワードデザインを明確にした本校に合う具体的なCAN-DOリストを作ります。生徒と教師が共通のゴールを持てるようなガイダンスや振り返りを充実させたいと思います。

 

 先生には今日でまだお会いするのは二回目ですが、またお会いできるのを楽しみにしております。