ファイナルスピーチ発表会① -ALTからのヒント

各クラスでのファイナルスピーチ発表会が始まりました。

早いクラスは3分の2が終わるところまで進んでいますが,1年生の段階としては,本当によくがんばってくれていて,本当に感心しています。

 

自分が5歳から続けているエレクトーンについて発表した生徒は,エレクトーンの写真を示すだけでなく,自分がエレクトーンを演奏している様子を短い時間動画で提示しながら,聞き手の注目や関心を引き出していました。

 

好きなマンガについて話した生徒は,実際に本を持参し,実物投影機でお気に入りのページを示し,いかにそこが面白いのかを力説していました。

 

好きなアーティストについて話した生徒は,アーティストの写真を示し,どのメンバーが一番お気に入りなのか,どうして好きなのかを語りました。

 

 

5領域の話すこと(発表)だけにとどまらず,今回は(やりとり)を抱き合わせ,話を聴いた後に,質疑応答の時間をはさむようにしました。

 

発表者のAny Questions?の後に,聞き手から質問が出ることを目指しました。

 

これまでの実践の反省で,質問がどんどん出てしまうと,発表時間がどんどんと伸びていって,40名の発表を終えるのに,3時間では終わらない・・・ということがありました。

 

発表前のガイダンスで,一人につき1,2問になるようにしたいこと,また,誰もが少なくとも1回は,誰かの発表について質問しようとしてみること,を伝えましたので,今回はそれを踏まえ,ちょうどいい感じで進行しています。

 

今日はALTがいる,2週間に一度のチャンスの日だったので,ALTも質疑応答に参加をしてくれました。

 

ALTの質問の仕方は・・・

 

Thank you so much for your speech.

I really like it because your topic is interesting.

Then, I have a question. OKay?

You have two favorite comics, right?

Which comic do you like better and why?

 

のようになっているのです。

 

授業後にALTと話をした際,この質疑応答を通して,あるべきコミュニケーションについて学べるチャンスだよ,と教えてもらいました。

 

会議などで質問をする際には,必ずこのように進む・・・

確かにそうだよなあ・・・原稿作成や発表練習には注意を向けていたものの,そこまで気が付かなかったなあ・・・と思いました。

 

プレゼンテーションや配布資料があるときには,どのページの,どんなことについて話をするかをあらかじめ明示してから質問をする・・・ということもアドバイスを受けました。

 

確かになあ・・・

 

質疑応答を豊かにする,その場でのリアルなコミュニケーションを成立させるための,いいアドバイス,嬉しかった!

 

ALTのH先生,ありがとう!!