削る勇気を
我が家のペット,「ゆき」,小さなうさぎ,ネザーランド・ドワーフです。
人なつっこい種だそうで,人をあまりいやがらず,子犬のように甘えてきます。
このところしばらく,家の中もあまりにばたばたして,「ゆき」と遊ぶ時間もほとんど取れずにいました。
これまですっと寄ってきた「ゆき」も,手をさしのべても微妙な距離を保ったり,ケージの外に出そうとしても,柵にしがみついて出たがらなかったりするようになってしまいました。
根気強く頭や首,背中をさすっていると,次第にうっとりして体を預けてくれるようになりましたが・・・。
動物でも家族の一員,愛情を持って接してあげないと・・・。
昨日は,来週の水曜日に控えている研究の全体会に備え,研究係の事前のミーティングをしました。
18:00からスタートして2時間半,次期研究テーマの設定について4人でディスカッションを終えた後・・・
研究主任や他のメンバーからのつぶやきを聞きました。
別件での仕事を重層的に抱え,このところ深夜の仕事になることが続いているそうです。
研究主任は相当に仕事のできる同僚で,めったに弱音など吐かない人です。
これは相当だ・・・
仕事をこなさない,こなせないのではなく,見通しを持って仕事をしていないのでもない。相当な仕事量をこなしているのに,それでも仕事が尽きることはない・・・
今すべきことは何か,それは,勇気を持って「削る」ことではないだろうか。
先生と子どもたちがゆったりと関わり合う当たり前の時間こそが,
授業作りのために必要な,充実した教材研究の時間こそが,
今,現場に必要とされているのではなかろうか。
当たり前のことだと思う・・・
学校の特色,
子どもたちの実態,
それを十分に勘案し,essentialなものだけを残し,
それ以外のものを,精選する・・・
授業づくりと共通している気がします。