ノートチェック,コメント書きからの気づき

f:id:takaenglishteacher:20140129171225j:plain 大変だけど愉しい!

 

学校の忙しい時期を終えて,通常の生活を取り戻して2週間目,2学期までのroutineだった,1週間に一度のノート回収を再開しました。

 

カナダのOさんと公開研の時に話をしたとき,学年全員のノート回収は大変なのでは?という話が出ていましたが,ここまで続けられています。

 

対話活動をベースに流暢性を育み・・・

 

①話したことを書き起こす 

 → 自分の話したことをメタ的に捉えさせる

 

②段階的に,レポート形式へと移行する

 → 読み手を意識した表現,工夫を学ばせる(活用型学習!)

 

③パートナーとの相互チェックや教員によるチェックを行う

 → 協同的な学び+正確性の涵養

 

 

ということにつながっていると感じています。

 

学期末の生徒による授業評価でも,役に立った,と思う活動のトップに,このノートを通した学びがランクインしていることからも,生徒たちにとっても意味のあるものだと言えると思います。

 

また,ノートを通して,生徒一人一人の理解が深まることが大きいと感じています。

 

今回,最上級のコミュニケーションの最後に行わせたのが,

 

What is the greatest memory for you in 2013?

 

 - My greatest memory ....

   I like....

   I enjoyed....

 

のような流れでスタートする対話でした。

 

レポートを読むと,学校生活に思い出を見つけた生徒もいますが,プライベートでどこに出かけたのか,そこで何をし,何を感じたのか,また,何気ない毎日の中で,自分の趣味にどっぷりとつかっていたことを挙げている生徒もいました。

 

次回以降,授業でのインタラクションの際,個別の生徒にどんなことを投げかけるのか,トピック選択に大きく生きるな,と思いました。

 

 

みなさんは子どもたちの取組の状況を把握するのに,どんなことをしていますか?