3勝1敗! 一人一人を生かすために!
toto CM 「最後の試合」篇 90秒 - YouTube
今日は1日練習試合でした。
計3チームで試合をしました。
午前中,ハーフゲームで2ローテーション,午後は1ローテーションでした。
午前中は2年生のAチームを中心にゲームをし,3勝1敗で終えました。
対戦した2チームのうちの1チームは,同じ地区の中学校で,これまで何度も練習試合をし,一度も勝ったことのない中学校でした。
先だっても,新人戦で20点差で負けた中学校にリベンジを果たし,その後の練習試合でも同じように勝利をあげることができました。
続けて勝利をすることで,自信をつけている様子が分かりました。
今日の1試合目,ずっとリードしていたゲームでしたが,最後の数秒で逆転ゴールを許し,1点差で敗れました。
残り時間の使い方を考えられる余裕がなく,積極的にプレーしたものの,裏目に出ての自滅でした。
敢えてタイムアウトを取らず,試合後に振り返りの時間を取りました。
残り1分を切ってからの時間の使い方はどうだったか
投げかけると,答えが子どもたちから出てきました。
さらに投げかけたのは,課題がそこにだけある,という意味ではない,ということです。
残り1分を切ってからの時間の使い方ができない,ということは,氷山の一角であるのです。
ゲームが刻一刻と進んでいく中で,その場の判断が適切にできていないシーンがあるのです。
その判断ミスがなぜ起こっているのか,ということと,ゲーム最終盤の判断ミスの根っ子は一緒だということです。
こうして,
Do THIS, and do THAT!
ではなく,ともに考えることをずっと続けてきた結果が,彼女たちの成長につながっていると思うのです。
選手と自分とがイメージを共有できているか,とコーチとして自分自身にいつも問いかけているのですが,このところ,それができていると感じられることが本当に増えてきました。
20代の頃指導をした子どもたちも,もう30近くになり,飲み会をすると,当時を偲んで・・・
いかに顧問が無情で,厳しすぎたか・・・
の話になります。
今の心境で,あの頃の子どもたちともう一度部活動ができれば・・・
時は過ぎ,今では,試合に出る生徒に声をかけると,笑顔で,納得して頷きながらコートへ飛び出していく姿が見られます。
2試合目は終始相手を押さえこんで勝つことができました。1試合目,中途半端にミスがごまかされたまま勝つことよりも,負けから学ぶことができる,という意味で,この敗戦が生きたと思います。
午後は,1年生を中心としたBチームの試合でした。
自分の課題が何か,を確認し,コートで貫くことを自分自身に言い聞かせていくように,と背中を押してコートに彼女たちに送りだしました。
これまでの試合を見ていると,出場することそのものに飲みこまれてしまい,あたふたとしている様子を見ていました。
試合後話を聞くと,何をしたらよいか分からなくなってしまう・・・
と言っていました。
今回は,まずは実戦経験を積むことができるように,そして,ミスをしても,自分が決めたことをひたすらやりぬくこと,を見守りました。
5人中4人が初心者ですが,全員シュートを決めてベンチに戻ってきました。
やったね!
自分の課題,ちゃんとつかんで戻ってきたようです。
これから,ちゃんと意識して練習に励むんだよ!
ますますがんばろう!