ツナグ 新たな立場から職場を見てみる

新年度がスタートして,最初の一週間が終わりました。

 

研究する場所での研究主任,としての1週間も終わりました。

 

6月に行われる公開研究発表会に向けての準備が動きだし,慣れない,見えないことの連続・・・で英語に関わることは全く何もできていません。

 

上司から伝えられたのは,

 

「お前に期待しているのは組織マネジメントだ

 

ということでした。

 

1週間を終えて,上司からは,

 

「1つだけ誉めよう。係が動いている。よく集まり,よく語り合っているのが見える。」

 

と言われました。

 

研究の中身が充実することはもちろん大切です。

 

しかし,研究主任が自分で考え,自分でまとめたものを通していくのとは違い,アイデアやプロセスを共有し,ともに練り上げていくこと

 

そして,

 

各係内での連携,係を越えた連携がポイントになると思います。

 

 

だからこそ,次の主任(そんな余裕はない,のかもしれませんが)への橋渡しも考え,情報はそのときそのときに小出しにし,係内で共有していきます。

 

また,忙しいからと言って,メモを机上に置いてすませるのではなく,実際に顔を突き合わせ,言葉を交わし合うことを大切にしていきたいです。

 

 

 

ツナグ

 

 

 

今年1年を通して,必ずこのことを形にします。

 

誰かがスタンドプレーをするのではなく,

 

誰かに仕事を任せてしまうのでもなく,

 

ありきたりのことばかもしれませんが,一人の百歩ではなく,みんなの一歩になるような研究を必ず進めます。

 

 

なんて気合いの入ったことを言っていますが,気持ちはリラックスし,練り上げていくプロセスを愉しもうと思っています。

 

 

違った見方,違った考え,主任である自分が,そんな違ったものを大切にし,ものごとを多面的・多角的に見られるようになりたい,

 

 

そのことが,周囲に伝播し,しなやかに,お互いがつながりあう組織づくりにつながると信じて・・・

 

 

 

今回は敢えて,いつものようなぼやけた表現ではなく,ゴールを意識する意味で,断定するような文末で綴ってみました。

 

 

 

10年前,30そこそこで,自分から希望して就いた研修主任の仕事は散々でした。

 

自分が描いた道筋に,先輩も含めみんなを乗せて走ろうとしていました。

 

当然一枚岩になるわけもなく・・・

 

それでも責任を動こうとしない周囲に転嫁しようとばかりしていた自分がいました。

 

 

そのときの反省を生かさないわけにはいかないなあ・・・

 

 

そして,自分たち大人が協同し,違いを乗り越え,語り合い,譲り合い,学び合い,接点を見出していく姿を示すことが,必ず子どもたちの協同につながると信じて・・・

 

 

ツナグ