講師に求めること・求められること
ばたばたとした毎日を送りながら,一方で,やりたいこと,やるべきこと,もろもろも同時に近づき,過ぎ去っていきます。
来月,10月には,中旬に2回,県外の研修会に出かけます。
自分たちが地元宇都宮で続けている自主研究会でも,かつては年に1,2回,外部講師を招いてお話を伺う機会を設けていました。
会を興そうと若き(?)エネルギーいっぱいだった30代中盤の私,会を広げよう,大きくしようと,ニュースレターを作成して各学校へ配布するなど,今以上にがんばっていたことをよく思い出します。
実際には,熱くなりすぎたため,会を離れていった人もいたのではないか,と今になってみて思います。
校務,そして家庭,さまざまなTo Doを抱えている中で,さらには自主的な学びのための投資をする,のは並大抵ではありませんね。
そこに対して熱いものを,となると,よほどエネルギーがないと続くものではありません。
だからこそ,そうした志を共有する同志が複数いること,温かで学び豊かな時間があること,自分も能動的に参加した,と参加者一人一人が思えること,持続可能な無理しすぎないムードがあること,などが大事だと思います。
さて,本題に戻りますが,自分たちが来ていただいた講師の方を振り返ると,
・蒔田守 先生
・太田洋 先生
・北原延晃先生
・辞書指導ワークショップ(北原先生・田尻先生)
など,現場の経験が豊富な先生ばかりです。
それは,会の目的が「授業改善」だからですね。
では,自分を講師として呼んでくださる場合,何を求めておられるのでしょう。
私は,英検講師として登録されていますが,そこには,
・授業改善
・インタラクション
・学習者の視点から授業を見つめる
・自主研究会の立ち上げ
などのことばが並んでいます。
せっかく出かけるのですから,その会がどんな趣旨で立ち上がったのか,また,これまでどんなことを積み重ねているのか,さらには現在のメンバーの顔触れは,年齢構成は,経験年数は,校種は・・・など,できるだけのことを知って,飛び込みではあっても,その会の方とつながることができるような時間を過ごせたら・・・
と思うのです。
話したら,はい,さよなら,は寂しいですよね。
だからこそ,自分が嬉しい・・・と思えるのは,
・私たちはこんな会です。
・これまでこんなことをしてきています。
・今回の研修会の趣旨はこんなことです。
・メンバーの希望をまとめると,こんな感じです。
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ですので,こんなことをお願いできませんか?
実際,15日に伺う研修会では,
「まとまりのある英文を書く力の育成」
をテーマにしています。
先方の事務局とやりとりをした上で決定しています。
BIG NAMEの方をお呼びする,のであればおまかせ,ということにもなるのでしょう。
ただ,私のように同じ現場の仲間,である場合は,こうしてお互いに連携し,カスタマイズした上で,聞きたい,知りたい,伝えたい,がリンクできるとより効果が上がるのではないか,と思います。
どうでしょうか。