One lesson at a time, one student at a time

f:id:takaenglishteacher:20140227134523j:plain 新しくできたばかりのスタバにて

 

残り数回になったキャンパスデーです。春休みに入っているようで、学生さんの姿も数えるほどです。

 

院生控室に寄って、置いているものを撤去し、後輩たちにささやかなお礼を置かせてもらいました。

 

その後、学生協や、カフェテリアへ行って、キャンパス生活の名残を惜しみつつ、積ん読になっていた本を読みました。

 

昼休みに大学近くにできたスタバに顔を出し、休憩時間に読書の続きをしました。

 

壁面には、

 

One cup at a time, one customer at a time

 

の文字が・・・

 

笑顔の接客、あたたかな言葉かけが大好きなのですが、自分も目の前の子どもたち一人一人にそうした思いで接することができているかな、と考えました。

 

昨日、本当は会うはずだった高校時代の恩師から届いたメッセージには、

 

「マラソン大会のときのカツ丼もあるしねー」

 

とありました。

 

下級生ながら、全校マラソン大会でチャンピオンになった私(学業では常に中位で、目立った存在になれたことがなかった・・・)、うれしくて先生におねだりしたのでした。

 

23,4年前のそうした1シーンを今でも覚えてくださっていることに感激してしまいました。

 

それも、教科担任としてお世話になっただけで、担任であったわけでもない、そんな私のことなのに・・・

 

40を過ぎて、ようやく、個々の生徒を大切にしたい・・・ を言動で示せるようになってきたのかな・・・ まだまだかな・・・

 

One lesson at a time, one student at a time

 

× 40人分、ということをこれからも大切にしていきたいと思います。

 

 

 

そして、本を読みながら思ったことは・・・

 

楽しみのための読書であっても、自分の読書スピードの遅いこと、でした。

 

そして、i-podでBGMを聞きながら試しに読書してみたら、まったく本が読めないことにも改めて気づきました。

 

ああ、やっぱり、脳内で、文字を音声化して理解しているんだな・・・と当たり前のことに再確認させられ、生徒に音声を聞かせ、それを文字と結び付けさせていく過程が大事なんだな・・・と思いました。

 

音読の前に何回モデル音声を聞いたら、自信をもって音読ができるか?

 

と、生徒たちに授業で尋ねたことがあります。

 

1回で、という生徒は、ゼロでした。

 

飽きずに聞かせることは大切ですが、聞くことを大切にしていきたいな、と思いました。

 

 

One lesson at a time

 

 

1時間1時間を大切にしていきたいです。