前を向こうか　－代休の日に考える - 【続】授業改善への道

運動会の代休の１日です。

今日は、このところ疲れや忙しさから沈みがちだった気持ちを休めるために、ファーストショーで映画を見に行きました。

空いている館内、一人でゆったりと映画を鑑賞しました。

地元出身のメジャーリーグ評論家のアキ猪瀬さんも絶賛していた映画です。

つらいなんていう一言では表現しきれないくらいの過酷な条件の中で、主人公の生き様が描写されていました。

映画の中で、２度、涙が流れてきました。

黒人最初の選手としてメジャーデビューした試合で、相手監督から罵倒され、ダッグアウトに引き上げて、一人荒れ、号泣している場面

シーズン当初、意図的な危険球を頭に当てられたピッチャーと、リーグ優勝を決める試合で再戦し、ホームランを打った場面

単純かもしれませんが、本当に感動しました。

過ぎ去った過去はどうにも変えられません。

もっと思慮深く行動していればよかった。

もっともっと学んでおくべきだった。

もっともっともっと人を大切に、時間を大切にするべきだった。

今も、おかれている状況に不満を感じることが少なくありません。

でも、この映画を見て、前を向こうか、と穏やかな気持ちで思えたような気がします。

映画館に入るときには曇りだったのですが、映画を見終えて外に出ると、小雨が降っていました。

車まで歩きながら、その小雨の下で、そう思いました。

その足で大学の図書館にやってきました。

まずは夕方まで、執筆、がんばろうと思います。