映画ってすごい -永遠の0を鑑賞して-
映画 『永遠の0』 予告編 90秒 mpeg2video - YouTube
部活動の合間に、今日は1日休暇を取ることにしました。
心と体のオーバーホールが必要だと思ったからです。 28日のELECでの講習会資料を作成しつつ、2学期末に回収した子どもたちの振り返りカードを大学の図書館で読み、コメントを書きながらリラックス(!?)、あれ、仕事じゃん!
でも、環境を変えることでリラックスできると思ったからです。
大学の近くにある映画館によって、朝一番のファーストショーを見ようかな、と思ってふと立ち寄って、そこで永遠の0を見ようと決めました。
原作が大ヒットしていたことは聞いていましたが、もともと本を読むことが苦手な私なので、そのままになっていました。
また、大きな音や、爆発シーンが苦手(絶叫マシーンなんかも大嫌い)な私なので、戦争ものだというだけで躊躇がありましたが、勇気を出してチケットを購入しました。
映画を見ながら、なんどハンカチを使ったことでしょう。
泣いたり、鼻をすすったり、うっとなるのをこらえたり・・・
そのくらいじーんとくる、心にしみる映画でした。今までで一番泣いてしまったかもしれません。
ゼロ戦を中心に、宮部久蔵という主人公と、その生き様、心の在り様が描かれていました。
原作を読んでいないので、それに忠実かどうかはともかく、少なくとも自分の心には、相当大きなインパクトを残しました。
映画を見終えて、1時間弱、今もぼーっとしている感じがします。
映画を見て、自分も映画のストーリーに入り込みながら、心の片隅で、自分が経験したしんどかったこと、苦しかったこと、つらかったこと(あ、全部同じか?)がアルバムをめくるようによみがえってきました。
自分もしんどい場面を乗り越えてきたんだな・・・
つらかったな・・・
苦しかったな・・・
でも、宮部久蔵や、戦時中の人たちの苦しみに比べたら・・・
そんな思いでした。
スクリーンから伝わってくることに涙しながら、心の中では自分の経験に涙している感覚でしょうか。
映画ってすごいな・・・
映画の製作に携わった人たちは、会うことのない自分のような人たち、-鑑賞する者-に、いろいろなメッセージを伝えてくれているだな・・・
さあ、仕事しようか・・・