とこやさん → 病院 → 先生の仕事・・・
なにやら意味不明のタイトルで始まりましたね・・・
今朝、午後の部活動の指導の前に、とこやさんに出かけたときのことです。
カット代が安い大きなとこやさんに行っているので、カット担当の方から、顔そり、シャンプー担当の方へバトンタッチをされた後のことです。
ひげそりクリームを顔に塗る動作が・・・
お客様への思いやりがあまり感じられないような・・・無造作で強いものだったのです。
忙しいのか、疲れているのかわかりませんが、かみそりの刃を当てているときも同じタッチでした。
さすがにプロなので、切れる!という危険は感じませんでしたが。
その後、シャンプーに移行しても、「熱くありませんか?」と問いかけられることばのやさしさとは裏腹に、髪や頭皮をマッサージする指圧の強さがかなり気になります。
・・・・
そんなとき、「はっ」と自分自身のことや、先生ってどうかなと考えていました。
苦情を言う気持ちにはなれなかったので・・・。
夏に息子がけがをして、そのケアのための経過観察が続いています。
大きな病院に通うわけですが、そこでお医者さんからかけられることばや、そのときのお医者さんの立ち居振る舞いにも感じることがあります。
専門分野で、同じような症例を数多く見ている人なら、
・どのくらいのけがの具合か
・治癒までにどのくらいかかりそうか
など、すぐにわかるでしょう。
しかし、子ども自身、そして、その子を思う親は、これからどうなっていくのか、初めての体験で全くわかっていません。
「まあ、こんなもんでしょう。」
とか、
「あわててもしかたがないから。」
と言われても、全く気持ちが晴れません。
質問をしたくても、忙しそうにしていたり、次に待っている患者さんのことを招こうとする様子が見て取れると、なんだかやりきれない気持ちになります。
そんなときも、自分はどうしているのかな・・・と考えてしまいます。
もちろん、とこやさん(理容師の方)、お医者さんの中にも、そうではない、本当に親切で、温かい、腕のよい方もたくさんいます。
業種そのものを批判しているわけではないのです。
自分が、サービスや治療を受ける側にたってみて、伝える一語一句、投げかける表情の一つ一つがどんな意味を持つのか、学ばせてもらったのだな、というだけなのです。
部活動指導でも、プロスポーツの監督ではなく、一人一人の子どもを大切にしたい、という思いを忘れないようにしたいです。
もちろん勝利をめざします。
でも、個別に違う子どもたち一人一人を、それぞれに合ったやり方で伸ばしていきたい・・・
そう思いながら午後の部活動に向き合いました。
どれだけ大事にできたかな・・・