分かるけど,できない
ゆったりとした朝,いつ以来迎えていないんだろう・・・
こんな過ごし方,したいなあ・・・
土曜日は炎天下のもと,子どもたちの運動会が行われました。
家内が勤務先の運動会で我が子の運動会にも参加できない悲しい日程が今年も組まれ,2年連続父親だけ(祖父母はいますが)の1日でした。
前日夜からの場所取り,当日もビデオ撮影・・・炎天下でふらふらになるような1日で,帰ってからも体が火照って大変でした。
今日は半日でしたが,練習試合で部活動の指導になりました。今日も暑くて,昨日の疲れが取れない中,本当にしんどかった・・・
帰宅後倒れるように布団へ・・・
と,いうことで,ようやく明日の準備をしようと動きだしました。
ふぅ・・・
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3年生たちの引退をかけた夏の総体まであと1カ月半となり,5月の中旬からずっと週末に実戦の機会を設定しています。
昨年の秋からメインで担当している女子バスケットボールチームの子どもたちは,当時に比べれば,確かに力を付けています。
しかし,一歩先へ進むということを考えると,まだまだ力が足りません。
何をすべきか,という部分では,これまでの教員生活で男子を指導することが多かったため,女子生徒にどのような指導をすべきか考えてしまうことも少なくありません。
男子選手が自分の運動能力を頼りに,自分で創意工夫して動いていくことが好きなのをずっと見ていることもあるので,どの程度細やかに,という部分が悩みどころです。
また,勤務校の子どもたちの多くに見られるのが,頭では理解できるのだけれど,体を使うことが連動しない,という状況です。
今日も,懸命にトライしている姿がたくさん見られる一方で,体がついていかない状況が多く生まれていました。
分かっていても,動けない・・・
メタ的な見方ができる子どもたちだからこそ,余計に苦しいのでしょう。
だからと言って,そこまでしかできない,とこちらがそれをただ認めてしまうことはしたくありません。
どこまで伸びるか,あきらめずにやっていこう,とプレー中には叱咤激励を続けました。
全ての日程を消化して,体育館の外に出て,半日を振り返りながら,最後は選手を受け止め,労うことばをかけました。
悔しそうに唇をかむ生徒
自分のミスを振り返り,真剣なまなざしでこちらを見つめる生徒
それぞれの表情が見えてきます。
分かるけど,できない
自分が選手の立場だったら・・・
と考えながら,改善点も伝え,アドバイスのことばを閉じました。
なんとか勝利を!