春休み中の数少ないインプットの機会

 

フィードバック研究への招待 ―第二言語習得とフィードバック

フィードバック研究への招待 ―第二言語習得とフィードバック

 

 

春休みは別れと出会いの時期でもあり,年度末の業務の締め,そして新たに担当する学年,校務分掌のための準備等,あっという間に時間が過ぎてしまうときでもあります。

 

研修会講師のために上京する時間などを利用して,数少ないインプットの時間をなんとか確保しています。

 

教師のフィードバックについては,1年前に提出した修士論文のメインテーマでもあり,興味深く読ませていただきました。

 

第二言語習得研究の成果とともに,教室での指導場面の実際とを絡めつつ,Oralのフィードバック,そして,Writtenのものと,幅広くこれまでの研究の成果をreviewしています。

 

現場の先生には少し難しい(私も)かもしれませんが,噛みしめながら読むと,大いに糧になると思います。

 

ぜひ読んでほしい本です。

 

この本の中に登場するLysterさん,考えて見れば,知人のOさんが現在カナダで師事している先生なんですよね・・・

 

世界へ飛び出している仲間がいるなんて,感動ものですね・・・

 

自分は守るべきものがたくさんあって,同じようにはできませんが,ここ地元でできることを精一杯やっていこうと思います。

 

同志のがんばりにエールを送りたいと思います!

 

Think globally, Act locally!で行きます。

 

 

さてさて・・・

 

私なりにこれまで全国各地の授業をライブで,もしくはビデオで,結構な数を視聴してきました。

 

私がこれまで最も心動かされたのは,姫路の稲岡先生の授業なのですが,そこから大いなる影響を受けて自分の授業も変容してきて,こうして文献を読んでみると,授業実践と研究とが同じベクトルにある!と思うことが少なくありません。

 

改めて稲岡先生始め,先人(大先輩方)たちの眼の確かさ,力量,学びの深さには驚かされるばかりです。

 

この本のようなよいものが,現場の先生にとってより分かりやすく編まれていくことを祈るばかりです。

 

いつか自分も・・・

 

今度は少ししっかりしたものを綴ってみたいです!