スピーチコンテストに向けて

f:id:takaenglishteacher:20131015180757j:plain 合間を縫っての練習

 

お昼休み,そして放課後と,市のスピーチコンテストへの出場を控えた2名の生徒と練習に励みます。

 

発音の癖についてお互いに理解し,個別の発音の修正を行ってきたので,ずいぶんと英語らしい音声表現ができるようになってきました。

 

自宅でもたくさん練習を積んできたことが分かります。

 

学校での練習しかできないのですが,そうしたがんばりが伝わって,こちらも嬉しくなります。チームで取り組んでいるんだなあ・・・と。

 

放課後の練習では,練習中に尋ねてくる別件での生徒がいたり,保護者の方の来校があったりと,出たり入ったりが忙しかったのですが,大好きな英語学習を通して生徒とつながっているので,なんだかとても楽しかったです。

 

最後の仕上げとして,

 

●聞き手との一体感をどう生み出していくか

 

●自分の伝えたいことが何なのかをはっきりさせ,聞き手に伝わるように表現するにはどうするか

 

などを問答形式で考え,気付かせていきました。

 

どれだけ上手にスピーチをしたとしても,一方的では価値は半減してしまいます。

 

スピードを上手にコントロールしながら,問いかけには返事を待つつもりで適度な間を取りつつ・・・

 

失敗体験では「しまった・・・」の声色で,そして,その後の気付きと「これからはこうがんばっていくぞ!」には「いきいきした」声色で・・・

 

などのポイントをもとに練習をしました。

 

毎回,ICレコーダーで録音した音声をUSBに入れて持参させました。

 

自分の声をメタ的に聞く機会を持たせて,その後の自主練習につなげます。

あとは,木曜日,金曜日の授業で,クラスのみんなの前で最終リハーサルをさせようと思います。

 

2年前,スピーチコンテストに関しては,感動のエピソードがありました。

 

担当している2名が,高円宮杯の県代表になったこと,そして,県のコンテストで最優秀賞を獲得したこと・・・です。

 

特に,後者は,1・2年生のとき,毎回前者の代表生徒の存在があって後塵を拝していた生徒でした。

 

「出場はもうしない・・・」

 

と言っていた生徒を励まし,一緒に練習を重ねた結果でした。

 

引率はしなかったのですが,賞状を持って泣きながら学校に報告に来てくれた姿を,今でも鮮明に覚えています。

 

http://ameblo.jp/utsunomiya-eigo-jishuken/entry-11078778076.html

 

 

 

 

 

 

 

台風が関東地方を通過するとの予報で,明日の学校は臨時休業になりました。

 

職員は出勤するので,明日の時間を有効に使えればと思います。

 

やっぱり生徒に救われているなあ・・・