授業は難しい・・・
生徒の通常登校が戻り,今日から日ごろの生活が戻ってきました。
久々の50分授業に,6時間型の1日・・・
大会参加で物理的に時間がなかったものの,比較級の導入に使うパワーポイントのスライドを懸命に作り,授業の準備をしました。
このところ心掛けていることは,準備の段階で細部まで詰めすぎない,ということです。
子どもたちの反応を生かせる余地を残すためには,細部まで反応を予想し,詰めてしまうと,柔軟なリアクションができなくなると考えているからです。
生徒の発話を受けて,自然なリアクションを投げて返したい,そう思っています。
発問も,こちらが生徒一人一人のことを知りたい,と思うことを問えるようにしたい,と思っています。
定着・習熟を重視する傾向が強くなると,どうしても,反復が増えたり,評価的なやりとりに終始したりしがちだと思います。
いかに自然な流れの中で,気がついたらたくさん繰り返していた・・・と思わず思ってしまうような,そんなインタラクションを目指したいですね。
一方で,準備を細かく詰めすぎない,ということは,ふたを開けてみるまで分からないものがある,ということでもあります。
見えないものがあれば,授業をする前の不安も募ることになります。
今日も,そんな思いを抱きつつ,教壇に立ちました。
"Hello, Mr. T."
さあ,始まった!
授業はいつまでたっても難しいですね。