いつ以来かな 徹夜・・・

10日の月曜日に実力テストが行われました。

 

今回は,教員が自作をする年間4回の実力テストの最終回になります。勤務校では,定期テスト(他県では,定期考査と呼ぶところもありますね)は行っておらず,すべて実力テストになっています。

 

年間最後ということで,今回は,これまでよりも難易度を挙げて,ここまでたどり着いて来い!という思いで作問をしました。

 

といっても,無茶なものばかりを並べたわけではなく,これまで授業を通して育てたいと思ってきたことを具現化したのです。

 

外国語理解の問題なら,

 

初出の文章や対話文を読んで,ポイントを的確に押さえられているかどうかを問いました。

 

外国語表現の英作文も,これまでと同じように,まとまった分量(5文以上)の英作文を2問出題するとともに,場面に応じて適切な英文をproductできるかどうか,contextを提示して挑戦させました。

 

言語や文化についての知識・理解も,これまで同様,対話の流れの中で,idiomを活用できるか,を問いました。

 

また,並べ替え(語順)の問題も多く出題しました。

 

 

10日といえば,午後,大学院の口頭試問があった日です。

 

4時間目の英語のテストが終わって,回収した解答用紙を抱えたまま,ダッシュでキャンパスへ向かいました。

 

勤務と並行して準備をするので,口頭試問への対応も難しかったです。

 

夕方,さあ,採点を・・・と思っていましたが,パートナーの帰りが遅い日なので,すぐさま保育園へのお迎え,帰宅後すぐに夕食の準備,お風呂,洗濯,食器洗い・・・と続いて,気がついたら撃沈して朝を迎えていました。

 

11日の休みも,午前中部活指導を行って,昼過ぎからようやく採点にたどり着いたのでした。

 

160枚・・・

 

今日,生徒に聞いてみて,改めて分かったのですが,私の採点は,細やか(自分で言ってごめんなさい;)なのだそうです。

 

○か×か,だけでなく,英作文などは,誤りをすべてチェックし,書き換えのアイデアも記入します。

 

それだけにかなりの時間がかかるのですが,昨日は結局採点をしたまま朝を迎えてしまいました。

 

 

今回,1年間の総括として感じたことは,定着には時間がかかる,ということです。

 

当たり前のことを,1年間現場から離れ,ブランクがあったこともあり,改めて実感をしました。

 

ずっと課題になっていた,つなぎことばの使い方(接続詞の前後の「,」の使い方など)がよくなっているなあと感じられた一方で,単複の使い分け,冠詞の使い分け,などは,やはり時間がかかっています(当然ですね)。

 

加点法の採点が功を奏し,5文以上に作文する子どもたちは育っていると思いました。

 

あとは,正確に書こう,という意識を(テストのときだから)スイッチを入れられるようになってほしい,と思います。

 

だからこそ今日は,赤ペンをいれてあるところを,ちゃんと読み込むこと,そして,失敗してしまった問題の解きなおしをすることをきちんとするように訴えました。

 

また,自分がどこまで理解できて,どこから分からなくなっているのか,また,何が分からないのか,をはっきりさせるために,自分の間違えのチェックを今まで以上にするように伝えました。

 

明日から1泊2日,他学年のスキー教室の助っ人として引率業務に当たります。

 

今日のうちに,全クラス返却をしたい・・・ということで,徹夜の採点になりました。

 

 

思い,子どもたちに届け!

 

ベクトル,共有したい!