「普通」が大切 - 稲岡先生のすごさを再確認

大学での実地講習の際に,学生さんたちに見せたい,と思って持参した稲岡先生の授業DVDでしたが,結局持ち時間が大幅に制限されていたので,使うことはできませんでした。

 

しかし,学生さんたちにどの部分を見せようかと再度自分自身で見たときに,改めて稲岡先生のすごさを再確認させられました。

 

普通の授業が,周到な準備のもとに創られている・・・

 

強くそう感じたのです。

 

平成25年2月・・・現場に復帰する直前に,夜行バスで弾丸ツアーででかけた甲斐があった・・・ そのときの感動が改めてよみがえってきました。

 

また,子どもたちの学びに寄り添ったsmall stepが効果的に組み合わされていること,そして,英語が苦手な子にとっても,やってみよう,がんばってみよう,と思えるものになっていること・・・

 

改めて実感しました。

 

全員にチャレンジをさせる,一度取りかかったら,できるまでやり遂げさせる(笑顔で,でも逃がさない,優しさと厳しさ・・・),そんなことの大切さも思い出すことができました。

 

 

研究主任となり,教科のことに今までのように時間がかけられないことを言い訳にして,そうした準備を怠ってしまっていたこと・・・

 

自分で気付いていて,いつも凹みそうになりながら,生徒たちになんとか支えられて乗り切った1学期を大きく反省したい,そんな気持ちになりました。

 

 

若いころ,生徒の気持ち云々よりも,自分がやりたいようにばかり進めていた授業に比べれば,いくらか前進はしているとは思います。

 

こっちを向いて,前向きに授業を受けている生徒の数も増えたと思います。

 

 

でも,稲岡先生の授業のような一体感,そして,一人一人がみなチャレンジ(同時に一人一人が支え合っている)している教室はまだまだ創れていないなあ・・・

 

 

そう感じました。

 

 

普通の授業が大切・・・

 

 

改めてそう思い知らされました。

 

 

稲岡先生,またお会いして,お話をさせていただきたいです。