応用言語学から英語教育へ
ソーシャライズされた生活を続けると,なかなか個人で読書をする時間が取れません。
今回5冊持ち込んだ本も,結局2冊で終わりそうです。
この本は上智大学の大学院TESOLコースのガイダンスをしている本です。
タイトルを見て思わずクリックをしていまい,自分は受験ができないのでしまった!と思ったものの,読んでみて改めて勉強になりました。
本書は,当コースで学ぶことができる数多く科目のそれぞれを詳説してくれていますが,言語学が理論言語学と応用言語学に枝分かれし,その中にある様々な研究分野について整理してくれています。
自分は研究者ではありませんが,改めてこんなにもたくさんの研究領域があるのか,また,それぞれについて中身を読んで,不勉強な自分を反省しました。
これから先生になろう,という人が,これらを学んだら,理論的には本当にすごいものが身に付いてくるんだろうなあ・・・と感心してしまいます。
一方で,自分たちが培ってきた実践力も大事にしなければならないとも思います。
そこでは負けられませんね(苦笑)。
改めて学ぶ,これから学ぶ,という方は,その入り口として読んでみてもよいかな,と思います。