1年生の授業、近況

1年生の授業も、各クラス7時間くらいが経過したところです。

 

アルファベットの導入が終わり、大文字のテストが終わりました。

土日を敢えて挟むような形で、週明けにテストを実施します。

不安な生徒も土日の時間を使えるようにしています。

 

おかげで、出来具合はなかなかでした。

 

小文字の導入を終えて、ゴールデンウィークを挟むようにしました。

小文字の特徴として、大文字のように同じ枠の中(基本線から上の2段を使う)にあるのではなく、上にも下にもずれて、難易度が上がるため、練習期間を長めに取れるようにしたのです。

 

明日以降、小文字のテストが行われます。出来が気になります。みんな、頑張ってね!

 

今日は、2週間に1度のALTとの授業でした。

 

Small Talkで暑い1日についての話をするところから始まり、1年生も単語レベルで反応できるようにしながら、

 

Which do you like better, hot days or cold days?

 

と投げかけました。

 

ALTも上手にリアクションをしてくれます。

日本の夏は暑い、湿気が多い、ロンドンに行ってホームステイだ!と伝えたり、寒い日の方が対策が立てやすい、と話したりしながら、生徒の笑いを誘ってくれました。

 

続いてゴールデンウィークの話に移ります。

 

どんなことをして過ごしたか、連休前に話したことと、実際がどうだったかをやりとりしました。

 

遠足で出かけたばかりの上野動物園に、末っ子の強いリクエストで2度目の訪問をした話をすると、休み前の話は本当だったのか、と笑いが起こりました。

 

祖父母の家に行った、とか、小旅行で出かけた、という生徒も多く、何を食べたか、何を見たのか、など、定着を求めてやりとりをするのではなく、英語に慣れる、聞く、触れる、反応する、ということを目的としてインタラクションしたのでした。

 

いい感じの時間が流れましたよ。

 

その後、音の足し算ができるかな、とフォニックスを使いながら単語の綴りを聞き取ってメモする活動をしました。

 

発音、意識させている効果か、結構いい音が出せています。

ぜひ、続けたい!です。

 

 

そうそう、導入では、歌を封印して、基礎英語1を続けています。

 

漢方薬、1年生にも効くといいなあ・・・と願いながら。

今のところ、楽しみつつ、しっかり傾聴してくれています。

よかった!

 

みなさんの教室ではどんな滑り出しをしましたか?

 

よかったら教えてくださいね!

 

 

では!

ゴールデンウィークが明けて

連休もあっという間に終わり、学校生活が再開しました。

 

今日の学年の朝の打ち合わせで確認したことは、子どもたちの様子をつぶさに見ようね、ということでした。

連休明け、1年生もだんだん疲れが出る頃で、いろいろな問題も起こってくるかもしれないな、と思いながら過ごそうということです。

いつも学年で大事にしていることは、生徒目線、保護者目線、反対側から物事を見よう、ということです。

生徒の気持ちになったら、ゴールデンウィーク明け、どんな1日を送りたいか、考えながら過ごそう、ということでもあります。

 

8日の最高気温は何と29度!

もう夏!のような午後でした。

 

そんな中で、10年ぶりの1年生の瑞々しい反応になんども救われました。

 

1年から持ち上がって、3年の卒業まで関わることの意味・意義をスタートの時点で改めて感じています。

こんな姿から、3年で立派になっていくまでを見とって、そばにいて、共に成長していくことって、大きいことなんですね・・・

しみじみ・・・

 

ゴールデンウィーク中には、部活動の春季大会の地区予選がありました。

顧問をしている部活動は、残念ながら初戦で敗退をしてしまいました。

 

これまで見たことがないくらいの硬い立ち上がりで、公式戦って生徒をこんな風にしてしまうんだ・・・と改めて学びました。

力的には勝てる可能性のある相手でしたが、後半になってようやく戦う気持ちを取り戻して走り回ったものの、惜しくも及ばず、2ゴール差の敗戦となりました。

 

初心者がほとんどの集団で、経験者のチームに立ち向かい、さらに勝利を得るのはたやすいことではありませんが、勝ちだけではなく、彼女たち一人一人がこうした経験から学び、個を高めよう、と進んでいこうとすることにつながったら、それはそれで本当に貴重で、大切な学びになると思います。

 

悔し紛れに言っているのではなく、彼女たちのような初心者を預かっているからこそ、本当にそう思います。

 

指導者としての力量のなさも反省しつつ、もう一度諦めずに一緒に頑張っていこうと思います。

 

初日から、お昼を食べながら今度の集会の代表生徒の指導、昼休みには特別委員会の立ち上げ、放課後も常任委員会の指導、そして部活動と、休み時間が全くない1日になりましたが、子どもたちと、笑顔の同僚たちの姿に支えられ、何とか1日を終えることができました。

 

これからも、周囲の人と手をつなぎながら進んでいこうと思います!

 

みんな、改めてよろしくね!

 

 

仲間がいるから

今日のネットニュースでは、教師の勤務が過労死レベルにある、ということが大々的に報じられました。

 

中学校では6割以上の教師が、過労死レベルの超過勤務をしている、という調査結果が明らかになったそうです。

 

この1ヶ月、怒涛の日々で、確かに・・・と思わずにはいられない・・・

自分自身、頷いてしまいました。

 

多くの教師は、本当に誠実で、とにかく子どもが好きで、彼らのためなら・・・と粉骨砕身して頑張ってしまう人たちだと思います。

 

教育再生などと声高々に言っている人たちがいますが、年々過酷になる環境の中で(コーヒーを飲んで一息つく時間すらままならない)、私たちが身を呈して何とか踏ん張っている、という状況があるからこそ、現状を維持できているのではないかと思います。

 

どれだけ大変な思いをしているのか、わかっているのでしょうか・・・

 

学年主任2年目は、1年生の担当です。

新たなスタッフを3名迎え、新しい船出をしましたが、新入生が落ち着いて学校生活を送れているのも、担任の先生たち、そして学年スタッフ全体の頑張りが大きいと思います。

笑いを絶やさないように・・・と心がけていますが、倒れそうになる忙しさの中自分が何とか踏ん張れているのは、仲間がいるから、そのおかげです。

 

基礎英語2の講師となって、昨日で4回(1ヶ月分)の放送が終わりました。

現在、9月分の放送原稿、そして、10月分のテキスト原稿を作成していますが、仲間になって支えてくれる方たちの存在が本当に大きいです。

これまで取り組んできた校外の仕事の中で、一番楽しい・・・そう思えます。

 

本当にありがたいです。

 

やんちゃな自分がここまでやってこられたのも、周りの人たちの存在が本当に大きいです。そういう意味では、自分は本当に人に恵まれているな、そう思います。

 

感謝の気持ちでいっぱいです。

 

正直に言えば、なかなか馴染めず、辛い仕事もあるのかなあ・・・

仕事量の多い少ないではないのですよね・・・

周りの人たちとのコラボ感、そして、ざっくばらんに、大変なことを楽しめる、そのことが大きいのです。

 

12分の1ヶ月が終わります。

 

今年1年、充実した1年間になりますように!

 

 

発音指導を大切にしたい

新年度スタートからあっという間に月日が流れ,気がつけば週明け,もう5月がやってきます。

 

なんという怒涛の日々・・・

息をつく暇もないような・・・

(拙ブログの更新頻度も,今年度はかなり落ちていますね;;;)

 

1年生の授業は10年ぶり,彼らの初々しさ,新鮮です。

 

これまで1年生の段階での基底的な指導に携わる機会がなかったので,2・3年生を教えていた際に気になっていたことについて,今から押さえておこう,と考えています。

 

その中で一番は,「音」へのsensitivenessです。

 

基礎英語1をガイダンス後からすぐに取り入れ,聞かせています。

 

また,発音をさせる際にも,口腔内での調音方法についてや,口の動きについて確認をしながらフォニックスとペンマンシップでのアルファベット指導を行っています。

 

月曜日にはALTにも入ってもらい,楽しみながらフォニックスを学びました。

 

これから授業を進める中で,「音」について細やかに扱っていこうと思います。

 

 

次に大切にしたいのが,「聞き合うかかわり」づくりです。

 

仲間が話しているとき,どう聞くのか。受容的に聞く,という姿勢を1年生の初期の段階で作れるようにしたい,と思っています。

 

いずれ取り組むことになるスピーチ,その発表会の際に,こちらが声をかけることがなくとも,自然といいムードが流れるように・・・

 

そんなふうになるといいなあ・・・。

 

 

いずれも,私たち教師が,何を意識しているか,がにじみ出るものだと思います。

 

1,2,3年後を見越して,大事にし続けたいことを子どもたちと共有していきます。

 

 

みなさんは,どんなことを大切にしていますか?

 

 

教えてくださいね!

落ち込むってことは…

ちょっとしたことをきっかけに落ち込む、ってこと、自分の中で本当によくあります。

 

一番よくあるパターンは、自分ではそんな意図はないのに、相手が自分の言動をマイナスに感じたり受け取ったりしたときに・・・というものです。

 

また、自分のパフォーマンスが低調で、思うようでなかったときにも、そうなります。

 

 

昨日テレビで明石家さんまさんが話していたことを聞いて、ハッとさせられました。

 

 

 

明石家さんまさんは、落ち込むことはない、と言います。

 

それは、今日の自分、今の自分が、これまでの人生で最高潮、頂点にいるはず、だからこそ、結果が伴わなかったとしても、ベストを尽くしてダメだった、ということで、落ち込む必要はない、というのです。

 

落ち込む人、というのは、常に自分を過大評価しているから、できなかったことに対して、「なんで・・・」「自分はもっとできるはずだ・・・」と落ち込んでしまうのではないか・・・

 

そうかもなあ・・・

 

自分も、自分を過大評価しているのかもしれないなあ・・・

 

 

明日から始まる1週間、足元を見て、しっかり歩んでいこう!

 

 

 

生徒・先生同士のつながりを育む若手教師のためのSMALL TIPS

大修館書店英語教育の連載、読んだ、という方はいますか?

 

読者の方にはどんなふうに映っているのかな・・・

と読後感、気になります。

 

私が23年間の教師経験の中で実際に感じ、気づき、学んだことを素直に綴っています。若い頃の苦い経験、そして、たくさんの先輩方から教えていただいたこと、諸々が詰まった連載です。

 

最近ずっと思っていることは、教師である前に、「人」としての自分がどうなのか、ということがすごく問われている、そここそが勝負、だということです。

 

生徒に対して優しい、生徒に対して敬意を払える人は、

 

保護者の方に対しても、同僚に対しても、上司に対しても・・・

 

誰に対しても、相手を大事にできる人だと思うのです。

 

 

どれだけメジャーで、どれだけすごい実践をしている人でも、

 

同じ学校に勤務している同僚から、

 

「ああ、あの人ね。あの人だからできることなんだよね。」

 

と言われるようであれば、その実践の意味は半分以下ではないか、そう思います。

 

 

外で活躍していても、地元の先生方から共感を得られないようであれば、同じように、その意味は半分、だと思います。

 

今、私は、学年スタッフの日々の頑張りから多くを学んでいます。

 

言葉にしないけれど、お互いが思いやり、知らず知らずのうちにカバーをし合っていることに感動しています。

 

そんなふうに自分が感じられるようになったことにも、自分で驚きとともに感動しているのですが・・・昔は喧嘩ばかりしているヤツでした。 

 

そんな、私がトゲトゲ、チクチクしていたときを思い返し、恥ずかしい思い、情けない思い、申し訳ない思いを失わず、間接的ではあっても、今共に時間を過ごしている仲間、子どもたちに何かを返したい・・・

 

今回の連載も、読者の方々と、そんなことを共有できたら・・・

 

そんな思いで原稿を綴っています。

 

 

 

授業がよりよいものになる(生徒にとって)ためには、根っこにあることがとても大事なのです。

 

そんなことに気づいていない人、結構いるんじゃないかな・・・

 

よかったらぜひ感想を聞かせてくださいね。

 

 

 

 

英語教育2017年5月号 - 株式会社大修館書店

授業スタート!

いよいよ明日から授業が始まります。

 

ドキドキ・・・

 

ワクワク・・・

 

10年ぶりの1年生・・・どんなふうになるのかなあ・・・

 

 

とはいえ,1年間の授業をどんなふうに進めていくのか,大きな枠でのイメージはできています。

 

開隆堂Sunshineを使うこともあるので,年度末のファイナルスピーチに向けて,各学期末にプロジェクト型の表現活動を位置づけ,日々の授業をそこに向かう形で進めていきます。

 

平成28年度版教科書:英語:中学校:開隆堂出版株式会社

 

授業開きで行うことは:

 

助教材の配布(当たり前!)

 

すべてのものに記名(落とし物,なくしもの撲滅!)

 

授業のあいさつの確認

 

授業を共創すること(生徒の存在,生徒の姿勢が大切だということ)

 

持ち物の約束

 

宿題の確認

 

を共有しました。

 

2時間目には:

 

Q1)英語はどう身に付いていくのだろうか?

 

Q2)1年後,3年後,どんなことができるようになっていればいいのだろうか?

 

を考えていこうと思っています。

 

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こんな英語だよりを配布して,一緒に考えてみようと思います。

 

また,1つ上,2つ上の先輩のパフォーマンス映像を見ながら,1年後,3年後のゴールを体感的につかんでもらおうと思います。

 

 

みなさんは,どんな授業開きをしますか?

 

よかったら教えてくださいね!

 

 

 

1学年の立ち上げを通して感じ,学んだこと

f:id:takaenglishteacher:20170415143930j:plain 土曜日の桜

 

我が家からすぐのところで撮影した桜です。

 

土曜日に散歩をしながら撮影しましたが,今日降った冷たい雨でほとんど散ってしまったようです。桜はきれいですが,本当に儚いですね。

桜が散るとともに,新年度の学校生活も本格化します。

 

今年度は1年生を担当します。学年主任として3年生を送り出し,主任2年目,1年生の担当は10年ぶりです。

 

いやあ・・・1年生はかわいいです。

逆に,3年生は本当に大人だったなあ,しっかりしていたなあ・・・と感じることもたくさんあります。

 

1年生から持ち上がって卒業までかかわると,その思い入れたるや,すごいんだなあ・・・と改めて気づかされます。

そのくらい,1年生との出会いは新鮮で,インパクトのあるものですね。

 

学年の先生方に話したこと,そして,自分にも言い聞かせたことは:

 

①できないこと探しはしない,できることを1つずつ探して認めていこう

 

②できないことは,今後の指導の貴重な資料としよう

 

③短期集中,促成栽培的な発想はしない

 手取り足取りにせず,投げかけ,失敗を認め,かかわり,気付かせ,学び合い,共に育っていく(共創)

 

④生徒の目線,保護者の目線を大事にする

 常に逆サイドから物事を見つめる

 

ということです。

 

簡単なようでなかなかできないことかもしれませんが,上から目線でこうしなさい,ああしなさい,ではなく,自分で考え,行動し,責任が取れる生徒を,みんなで,時間をかけて育てていきたいと思っています。

 

また,学年経営に,昨年度同様バックワードの発想を取り入れています。

 

最初の学年集会では,3年後の卒業式をイメージさせ,そこに向かっていくために,日々の生活があることを伝えました。

 

先輩方が立派に式に臨み,すばらしい時間を創り上げている姿を見て,生徒たちは感心していました。

 

では,あんなふうになるには,いや,あの姿を超えるにはどうしたらよいのか,それは,日々の生活の中でどう考え,どう行動していくのか,が大事なんだ,ということを体感的に感じ取らせたかったのです。

 

また,あまりに遠くばかりを見つめていても,本物の実感にはつながらないと思います。2月に予定されているスキーの野外体験学習が,1年間の集大成になる,ということで,1年前の様子を見せました。

 

 

今年もスタッフに恵まれ,ストレスを感じることもほとんどないことが何よりも幸運でした。

主任として思いを伝えると,理解をし,一緒に歩んでくれると言ってくれました。

本当にありがたいです。

 

 

1年生を改めて担当すると,年度当初がこんなにも忙しく,あわただしいのか,と改めて分かります。

 

1つ1つ中学校生活について理解をしてもらう必要があり,たくさんの回収物があり,授業を始めるにしても,確認すべきことがある・・・

 

さらに小さい子たちを教えている小学校の先生が,いかに心を込めて,彼らに向き合い,1つ1つを指導しているのか,を思わずにはいられません。中1なら,もっと楽なはず・・・ですよね・・・

 

それでも,中3からのギャップは大きく,大変だと思っています。ふぅ・・・

 

ただ,不思議とそれが嫌ではなく,笑顔で一つ一つに向き合っていく彼らを見ていると,たくさんのパワーをもらえます。

 

 

これからもたいへんなことがたくさんあると思いますが,彼らとともに少しずつ成長していこう,そう思っています。

 

 

新しく出会ったみんな,一緒にがんばろう!

 

改めてよろしくね!

 

 

 

 

 

 

基礎英語2 ストリーミング開始

新年度の基礎英語2も、2週目に入りました。

 

月曜日からの西垣先生の講座もぜひ聞いて、英語を学んでほしいです。

 

金曜日の講座、聞いていただけましたか?

 

「え?」

「聞いていない?」

 

そんな時は、1週間遅れですが、ネットでストリーミングが聞けます。

 

ぜひ、聞いていただけたらと思います。

 

www2.nhk.or.jp

 

これからも、どうぞよろしくお願いします!

 

 

いよいよ明日から新学期が始まります

明日から新学期が始まります。

 

新学期を迎える準備を、3日から仲間とともに進めてきましたが、やってもやってもキリがない感じで、怒涛でした。

 

春休みはやっぱり短いですね。

 

ついこの前卒業生を送り出したばかりなのに、余韻に浸る暇もないまま・・・という感じです。

 

とはいえ、諸準備をなんとか終えて、明日を迎えます。

 

まだ英語の授業準備はゼロ、全くできていません・・・

 

今週、頭の中で構想していることを形にして、授業びらきの準備を整えたいと思います。

 

新学期に、どんな生徒たちと出会うのか、ワクワクです。

 

 

みなさんはどんな新学期を迎えるのでしょうか。

 

教えてくださいね!

 

 

さあ、kick offです!