こんなに素直になったのは初めてだなあ
真っ赤な夕焼け
公開研究会を明後日に控え,直前の授業と,当日授業をするクラス以外でのリハーサルを終えました。
明日は大学院に行く日なので,後は当日,本番に向かうのみになります。
夜も,そして朝になっても,最終的にどんなトピックで対話をさせるか,という部分に関して結論が出ず,出勤する車の中でも頭がいっぱいでした。
ALTが常勤ではないので,常にすぐ相談できるわけではないのですが,昨日の夕方相談を投げかけたメールへの返信が朝届き,その中に:
トピックを生徒サイドに!
というアドバイスがありました。
そうか! 当たり前じゃないか!
分かっていたつもりが,分かっていなかったんですね・・・。
生徒ひとりひとりの中に,たくさんの情報があるトピック・・・
それは,生徒にとって身近なもの。
身近で関心のあるものについて尋ねれば,そこに英語を乗せて表現できるんですよね。
と,いうことで,直前ではありましたが,
きゃりーぱみゅぱみゅの曲のイントロを流し,J-popを話題にインタラクションをスタートさせました。
What do you think about J-pop?
には,悩んでいたのがうそのように,いい反応が返ってきました。
帰宅して先ほどようやく撮影していたビデオを見ながら振り返りましたが,冗長な部分,そして,もっと彼らの情報が引き出せた部分などが見つかり,本番につなげられそうです。
今回の授業に向けて,同僚に授業を開き,率直にアドバイスをもらいながら展開を練り直してきました。
通算何度改訂を重ねたか分からないくらい検討をしましたが,思い返せば,こんなに同僚のアドバイスに素直になれたのは初めてかもしれません。
よりよいものを求めて,そして,生徒のことを考えながら・・・をゴールにすると,教師である「私」よりも,もっと大切なものがあるなあと自然に実感できるようになってきた気がします。
本番,子どもたちを信じ,子どもたちの豊かな発想がのびのび生かされるような・・・ そんな授業ができたらいいな・・・
一緒にがんばろう!