人が一気に伸びるとき -地区夏季研修会から

f:id:takaenglishteacher:20130819094909j:plain 真摯に語る

 

昨日は,地区の中教研夏期研修会でした。

 

来年度に迫った栃木関ブロに向けての布石,ということで,地区として何を目指した取り組みにしていくのか,を一般の先生方と共有することがねらいでした。

 

研究主題にある

 

「いきいきと学ぶ生徒」

 

とは,いったいどんな姿として見えるものなのだろう・・・

 

ということに焦点を当てて,

 

教師の手立て,つまり,どう教えるのか,

 

ということと同じくらい,

 

生徒がどう学んでいるのか,彼らが学びを深めるときはどんなときか,

 

を大事にしよう!

 

(日ごろ,意外とそれができていませんよね?)

 

 

ということで,生徒の学びにfocusした研修を,と,後輩の研究部員とともに,流れを練りに練って臨んだ研修会でした。

 

 

指導をしていただく指導主事の先生との事前の連携,

 

最後に講話をいただく大学の先生との連携,

 

にもしっかりと力を入れ,研修の縦軸がぶれないようにお願いをしました。

 

有名な講師を迎えて,の研修会から離れて早5年,地元の先生方の取り組みをもとに,学び合い,語り合い・・・

 

今回も,地区のベテランの先生にお願いをして,授業ビデオの提供をしていただきました。

 

カメラを生徒に向けて,生徒の姿ばかりが映し出されるのですが,中3の子どもたちがいきいきとコミュニケーションをする姿が出てきます。

 

話すことだけでなく,仲間の発話に耳を傾け,activeに,そしてcollaborativeに聞いています。

 

そんな授業を展開している先生自身も,生徒の発話によく,よく耳を傾け,評価ではなく,内容に応じて英語を返しています。

 

参加者たちにとって,自分の授業を見つめ直すだけでなく,夏休み明けから,自分の生徒たちをもっともっと見つめよう,という気持ちになれた内容でした。

 

 

そして,嬉しかったのが,仲間であり後輩のKさんの成長です。

 

自分が言うのも何なのですが・・・

 

これまでもいろいろな場面で司会進行などをしてきた彼ですが,妙に謙遜したり,申し訳なさそうに話したりする姿が見られてきました。

 

でも,今回は違いました。

 

自分のことばで,自分の願いや思い,地区の先生方に共感し,共有してほしいことを訴えていました。

 

話したいことを精選し,絞っているので,適切な間が置かれていました。

 

 

昨日の機会で,Kさんは一気に(更に!)成長したな・・・!

 

と確信したのでした。

 

関ブロに向けてはこれからが正念場。

 

大変なこともあると思いますが,一緒にがんばっていきましょう!

 

 

嬉しかった!