1カ月後の対話テストを目標に
中2のど真ん中,10月。
思春期真っただ中で,周囲の目を気にして挙手をするのも遠慮したくなる時期です。
夏休みが明け,教育実習期間を経て,その傾向が加速したなあ・・・と感じるようになりました。
つぶやきの声が小さかったり,指名された生徒の声も同じように小さくなったりするのです。
securityが下がったなあ・・・と,ひとつは授業規律を再確認することと,4月にした約束をもう一度共有できるようにしました。
もう一つは,outputに至る前のsmall stepsを見直して,自信をもって発言できる環境を整えるようにしました。
さらに,outputをすることや,ペアでの対話を継続するための具体的な方策を伝えるようにもしました。
聴き手としての1 reaction + 1 question を目指すこと,などです。
そんな取り組みをして,徐々に教室の空気が戻ってきたように感じます。
そんな動きを加速させるために,2学期の最後に予定していた対話テスト第2回目を前倒しして,1カ月後に行うようにアナウンスをしました。
1学期の第1回目よりも,対話時間を長く設定することをアナウンスしたほか,振り返りでも,1回目は代表ペアの対話のみを視聴したものを,クラスの全ペアの対話を視聴するようにしました。
目標が明確になることで,授業での対話活動の取り組みが改善されるようにと意図したものです。
さあ,あと1カ月,どんな変容を見せてくれるのか。
今回取った方策が機能するかどうか。
楽しみにしたいと思います。