分からないことの方が多い
What are these? - A big pile of workbooks
12月もあっという間に3分の1が過ぎ去っていきました。
まさに師走・・・
2学期の学習を振り返って,子どもたちにどんな力が身に付いたのか,そして,どんなことに困っているのか・・・
などなど,把握したいな・・・と思う日々です。
一つの指標としては,終わったばかりの実力テストがあります。
「加点法」式の採点が子どもたちの中に根付き,最小5文以上を目指して,という問いに,10文以上書く生徒も続出してきました。
errorは残っても,意味は十分伝わる文章,
そして,
文と文とのつながりを意識した文章が目立ってきました。
高校入試では,正確さを求めた採点が行われることも多いので,要注意(ここが中高で一貫しているといいのですが・・・)ということもガイダンスしつつ,量がこなせる生徒,そして,質もともなってきていることが嬉しいです。
一方で,地道な学びが苦手な生徒が多い傾向があり,今回は,idiomを通常よりも多く出題するとアナウンスしていたものの,やはりそこで躓く生徒が多く出てしまいました。
深い思考を伴う学習活動や,好奇心を刺激される活動などには飛びつき,輝くような活躍をする生徒たちも,反復的な学習など,一見地味だけれど,身に付けるためには重要なものを軽視してしまいがちです。
漢字練習や,部活,芸術など,具体的なエピソードを挙げながら,活用 - 基本練習 - 活用 - 基本練習,の行ったり来たりをきちんとするように指導しました。
(実際にやってくれる生徒が増えるといいな・・・ 指導したから終了にはなりませんね!)
奇しくも,終えたばかりの社会体験学習の受け入れ事業所からの事後アンケートにも,やはり,基本的なことができていないという指摘が多く記入されていました。
あいさつ
笑顔
返事
基本的なことができない・・・そうです。
受け入れていただく,
発想よりも,楽しませてもらう,
というような感覚が,無意識にあるのかもしれません・・・
自分の指導は,どこまで彼らに届いているのか・・・
分からないことが多いです。
でも,ものごとなんて,そもそもそんなものではないでしょうか。
何でも真剣に考えすぎて悩んでしまう自分・・・
actionを起こした後に,それでよかったのかな・・・と不安に陥りやすい自分・・・
相手が生徒であっても,人として向き合って,疲れてしまうことがある自分・・・
だから,とても全体を感化できているなどと,おこがましいことは言えません。
ただ・・・
聞き取りテストの問題をやりなおしたいので,放課後,リスニングをもう一度させてくれませんか?
と言ってきた生徒
テスト前にやろうと思っていた問題集が,かぜでダウンして終わらなかった・・・ ただ,せっかくなのでやってみたい。分からないところを教えてくれたり,丸付けをしてくれたりしますか?
と尋ねてきた生徒
少しずつですが,動きが出てきています。
後者の生徒は,授業から逃避してしまい,何度も話をしてきた生徒です。
あの子が・・・
分からないことの方が多いけれど,自分ができる関わりを誠実にしていきたいです。
students
の発想から,
the student
の発想で!
One Direction - Best Song Ever - YouTube
2学期最後は,リクエストに応えて