今年もノート回収スタート!
ノート回収!
遅ればせながら,になってしまいましたが,昨年度も行っていた,週に1度のノート回収を,今年もスタートしました。
今年は大学院で学校を空けることがないので,
月:1組,火:2組,会議の水曜日はお休み,木:3組,金:4組,
のように提出日を設定しています。
そして,今年から始めたのが,予習としての単語調べです。
いやいや,これまでも行ってきたのですが,チェックまで含めた形で,というのが初めてなのです。
年度当初,子どもたちに例を示したのは:
①単語
②発音記号
③品詞分類
④単語の意味
⑤例文
について,辞書で調べ,ノートにまとめることでした。
実際に回収してみると,①から⑤まできちんと網羅しているものは,6割程度でしょうか。
中にはすばらしいものも多く,感心してしまいました。
残り4割のうち,①②④程度のものが3割,残りの1割は単語調べ自体がノートにない,というような状態でした。
色ペンを駆使して,とても見やすく,そして,中身も充実しているものをコピーして,好例として紹介したいと思っています。
例文まで写すと,中学校の教科書の1セクションでも,単語調べに20分程度かかってしまうと思います。
かけた時間の分だけ必ずプラスになることを,体験を通して学んでいってほしいと思います。
もう1つチェックしているのが,授業の最後に書かせている英作文です。
コミュニケーション活動の出口で,ペアで対話をした内容をレポート形式にして書かせています。
書かせたものを丁寧に添削していますが,昨年1年間続けてきたこともあり,生徒の英作文の力は一定程度まで伸びているなあと実感しています。
県立高校入試の英作文に対応するような力は,すでについてきているなあという実感です。
もちろん,サポートを必要としている生徒もいますが,その場合,個別に,丹念に対応をしていきたいと思っています。
(週1で集めて,モニターしているからこそ,生徒の様子が見えると思うので)
また,全体としての課題だなあと思っているのは,描写表現(説明)です。
自己表現として自分の気持ちや考えを述べた後で,そのことがらについて相手に伝えるために,詳しい説明をする,その部分になります。
具体的には,形容詞や副詞の語いを増やしたいな,と思うのです。
また,昨年度も行ってきたように,同じ主語を連発しないような工夫や,つなぎことばの配置も,今後も強調していきたいと思っています。
先日投稿した,多読や多聴の機会を続けるとともに,明示的な指導も適宜入れていこうと思います。
添削量が初回は多く,前途多難な船出となりましたが,今後は,持続可能な取り組みになるよう,上手に進めていきたいです。
みなさんは,子どものノート,どんなふうに見ていますか?