My Proud Student!
受付時間前に自主練習
今日は,高円宮杯全日本英語弁論大会の県予選が行われました。
勤務校では,3年生の出場希望者を最優先にメンバー選考を行うので,前回の出場(中央大会出場)以来,3年ぶりの引率になりました。
コミュニケーションが豊かにできる生徒で,本番も心配ない,と思っていましたが,朝玄関で待ち合わせると,目が・・・
前日最後の練習も,台風の影響で臨時休校になり,自主練習を自宅でするしかなかったことも影響したのでしょうか。
3年前の場所と同じところへ(中庭)彼を連れ出し,朝の練習を一緒にしました。
回数を重ねるたびに,彼のよさについてもう一度語りかけ,せっかくここまで積み上げてきたものを出し切ろう,5分間は一生に一度,最高に楽しもう,と伝えました。
おまじないのようなことしかできませんでしたが,彼が練習を重ねるたびに自分を取り戻していくのが分かりました。
今回の指導の大方針は,よさを最大限に発揮させてあげる,ということでしたので,最後も,細かなことをちくちくと話すことはせず,表現についてよいところを正直に伝えることに努めました。
本番でのパフォーマンスは最高でした。
これまで関わってきた中で一番のできばえでした。
46名の参加者中,中央大会へ行けるのは3名です。
全体を聞き終えて,よかった!と名簿に○をつけた6名の生徒の中に,彼の名前はありました。
全ての発表後,審査員の審議がありますが,予定していた40分を大きく超えて,30分オーバーになりました。
僅差の勝負になったのでしょう・・・
そして,発表・・・
残念ながら一歩及ばずでした。
どうして?
と思うくらいよい出来栄えでした。
表彰を受ける生徒たちへ拍手を送る隣の彼を見て,彼のがんばりを最大限労いたい・・・ そう思いました。
自分が感じたことを素直に伝え,彼のパフォーマンスを褒めました。
胸を張って帰宅しよう!
かっこよかったぞ!
最高に!!
長い間,本当にお疲れ様。
そして,一緒に歩めて,本当に嬉しかったよ。
ありがとう!