英授研での授業提供を終えて 振り返り①

今回の英授研にもたくさんの阿野ゼミ生が来ていました。

 

自分の授業をライブで見てくれた学生さんたちです。

 

せっかく再度自分の授業を視聴してくれたので,感想をお願いしてみました。

 

前回同様,またまた紹介してみましょう!

 

自分の授業から,大切だな,と思うことを,自身の大学での学びや,実習での経験と結び付けて捉えてくれていますね!

 

学びが連鎖していく・・・いいですよねー!

 

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T先生

こんばんは。夜分遅くにすみません。 昨日の英授研でのご発表ありがとうございました。 本当に勉強になって、 4月から絶対取り入れようと思うものばかりでした。 実習を終えて、試験を終えて、 さらに先生の授業をライブで見たからこそ 感じることもたくさんあったのだと思います。 簡単ですが、感想を送らせていただきます。

 

①生徒をひきつける方法について いろいろな先生の授業を拝見したり、自分で授業をしたりした経験から、 授業の中で生徒にいかにトピックに興味を持ってもらえるかの重要性を 感じていました。 私なりに漠然と「生徒と教材を近づけることが重要だ」ということは 分かっていましたが、具体的なイメージがありませんでした。ですが昨日の先生の指導案にあった 「教師が積極的に自己開示を行い、生徒が興味・関心を持ってTeacher Talkが聞けるようにする」 というのを見て、まさにこれだな!と思いました。教師の自己開示って、シンプルだけど忘れがちで、一番生徒が興味をもって聞いてくれるものなのかなと思いました。 なんだか当たり前のような気がしていましたが、今後意識してみたいです。

 

②生徒から発話を引き出す方法について 教育実習のときに、クラス全体に質問をしたら誰からも返ってこなくて 焦って個人を当てて答えさせるということが何度もありました。大学で後輩の模擬授業を見ても、全体に投げかけて個人を指名するという 場面を何度も見てきました。ですが、先生の授業では ペアやグループで考える時間が必ず確保されていて、クラス全体に投げかけられた質問が全員で共有されて 一人ひとりが自分の考えに自信を持って発言するという場面が 多くありました。これも本当にシンプルなことで、先生が" talk with your partner"と一言言えばできてしまうことですが 生徒にとってはそのステップが重要なんだと感じました。

 

また、ペアでの対話活動のときに、 会話を自然に続けるための簡単な表現を口頭で言っていたことも 発話を促す重要なポイントだと感じました。 私が取り入れる場合は、いきなり口頭では難しいかもしれないので まずはハンドアウトなどを用いるかもしれませんが、本当のコミュニケーションを授業で行うためには 徐々にハンドアウトなどの補助をなくして 最終的には相手の目をみて対話ができる生徒を育てられたらいいなと思います。

 

③writingについて writingのときのルールについても分かってよかったです。 時間をかけて "I"から始めて書く練習 "He(She)"から始めて書く練習 つなぎことばを入れて書く練習 と少しずつステップアップしていくことで 生徒にとって大きな負担になることなく 楽しんで書けるのかなと思いました。 だんだん使える英語が増えて、言いたいことがすらすら書けるようになると きっと生徒は嬉しくなって、もっともっと書くのかなと思いました。

 

④その他 先生の授業は基本に忠実だと強く感じました。 暖かい雰囲気、笑顔、先生自身が授業を楽しんでいる、、、などなど 教師としての基本を大切にして、 さらに生徒のよさを引き出して生徒を中心に授業を進めているなと感じました。 私も先生みたいな授業ができるよう、修行したいと思います! 4月からが楽しみになりました!!

お忙しい中授業を公開してくださり 本当にありがとうございました。