最後の授業で子どもたちから寄せられたメッセージから見えること
子どもたちとの最後の授業が終わっていきます。
先ほどの記事でも書きましたが,4クラス中の1クラスの授業が今日終わりました。
子どもたちに教科担任へのメッセージを書いてもらったのですが,
その中で書かれていたことランキング!
①熱血(熱い,松岡修造等)
②生徒のことをよく見てくれている(生徒の気持ちを大切にしてくれる,自分たちの思いを分かってくれている)
③よいことはこれでもか,というくらい褒め,だめなことはしっかり叱ってくれる
でした。
①は21年間ずーっと言われ続けていることですが,
②については,こんなに言われたのは初めてです。
これまでの自分は,
×自分本位
×教師中心(過多)
だったからです。
だからこそ,扱うトピックも,こちらが学ばせたい,やらせたい,というものだけを取り上げてしまうのは止めました。
子どもたちの実態や,興味関心を考えつつ,また,いつも彼らとともに語り合い,学び合う中で,直接声を聴くこともたくさんしました。
いろいろな書籍やブログなどを見ていても,本当に子どもたちがひきこまれていくのかなあ・・・と思うものが少なくないように思います。
私自身もまだまだ改善すべき点がたくさんあると思っていますが,思いだけは,彼らを真ん中に置くんだ,という自分になれたのではないかと思っています。
大学院での学生体験が自分を大きく変えた,ということは何度もこのブログで書いてきましたが,そこでガツンと気付かされたこと(反面教師!)によって,自分自身のことを見つめ直すことができたからだと思います。
もちろん,最後のメッセージですから,ご祝儀もたくさん含まれていると思いますし,ここに表れていない彼らの思いがあることを考えると,浮かれてばかりはいられません。
しっかり足許を見つめたいと思います。
ただ,今日くらいは少し浸ってもいいよなあ・・・