自ら気付く,自ら考える子どもたちを育てたい

ガイダンス2時間目は,先輩方のパフォーマンス映像を実際に見て,そのよさから学ぶ,そして,自分自身の英語学習の現在地点を知り,今後,どう学習を進めていくかを考える時間です。

 

先輩のファイナルスピーチを視聴し,その長さと英語力の高さに驚く生徒たち。

 

ペアでの対話,笑顔で余裕を保ちながら,フリーに対話を継続している先輩の姿を見て,ユーモアに笑顔を見せながらも,感心している生徒たち。

 

そんな姿が見られました。

 

そこで,彼らに問いかけます。

 

「こんなふうにできるようになるには,どうしたらいいと思う?」

 

「日頃の授業で,どんなことを意識し,実行したらいいかな?」

 

すると,ガイダンス1時間目に配布した英語便りも奏功し,彼らから意見が出されました。

 

「やっぱり,日頃の授業でみんなの前で発表する機会をたくさんもったほうがいい。緊張しないで発表できるようにしたいから。」

 

「授業中のペアでの対話を大事にしたい。日頃やっていると,本番でも対応できるから。」

 

 

やはり,百聞は一見に如かず,身近で知っている先輩たちの姿であること,そして,実際に目の前でパフォーマンスをしている姿が映像・音声で体感できることは,本当に効果があると思います。

 

先生がいくら説明しても,そこまでは伝わらないと思います。

 

その上で,自分のこれまでの英語学習への取り組みと,今後どうしていけばよいかをじっくり考えさせました。

 

その上で,小グループでお互いのコメント読み合い,アドバイスや励ましのことばを交換させました。

 

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諸外国の外国語の授業時間よりも,日本の英語の授業時間は何分の1になるほど少ない・・・

 

身の周りに英語が溢れていない・・・

 

だからこそ,授業でしかできないことを一生懸命やりたいし,英語に触れる,英語を使う,ことをできる限り大事にしたい・・・

 

では,具体的に自分でどう学んでいったらよいかを考えさせたかったのです。

 

書いたからといって実際に実行できるかどうかは分かりませんが,考える機会をもったことはとても重要だと思っています。

 

子どもたちをしっかりリスペクトし,彼らが自分で感じ,気付き,考えることができるような・・・そんな授業作りを今後も続けていこうと思います!