生徒の前に! 教師の話している英語ってどう?

8月8日,大阪成蹊大学で行われる英語授業研究学会全国大会,中学校授業分析の対象になって,今教えている子どもたちとの授業を見ていただくことになっています。

 

大阪教育大学の加賀田哲也先生に分析者になっていただいており,すでに,編集する前の段階での50分の授業映像を送らせていただいています。

 

先生から,私の「癖」についての指摘がありました。それは:

 

話をし始める前に,「じゃ(あ)」と言う

 

ということでした。

 

 

その後,自分の授業中の発言を,授業を進めながらメタ的に観察してみると,確かに確かに,いろいろな場面で「じゃ(あ)」と言っていることに改めて気付いたのです。

 

「癖」恐るべし!

 

特に,英語で指示を出しているときのように・・・

 

T : Now, I'll give you two minutes. Talk with your partner and find out the answer. Ready?

 

のように指示し,2分が経過して・・・

 

T : じゃ,it's time. Please tell me your idea. S1, please.

 

のようによく言ってしまうのです。

 

このような,英語モードの中でのちょっとした日本語,確かに,気になりますよね。

 

そこで,この頃,自分が英語モードに浸りきって,

 

T : All right, ・・・・

 

とか,

 

T : Now, ・・・ / Then, ・・・ / Um, ・・・

 

のように(ノリノリになるつもりで)意識的に言い換えるようにしてみました。

 

まだ100%ではありませんが,意識をすると,ずいぶんと抑えることができるなあと実感しています。

 

思わず言ってしまうと,生徒には全く伝わらないことですが,自分の中で,「はっ!」となるようになりました。

 

このまま意識を続けて,より「らしい」英語を話せるように努めたいと思います。

 

 

留学経験もなく,まだまだ×100,英語は下手ですが,ずっとこうした努力を続けていきたいなと思います。

 

 そうそう・・・

 

Nativeのような英語を操る先生もいて,うらやましいなあと思う半面,聞き手である生徒に,生きた言葉として語りかけているか,受信している彼らが前のめりになってちゃんと聞いているような英語を使っているか,を考えると,そうした人に限って,教師のリズムで(勝手に)気持ちよく話しているのでは???という気がしています。

 

私にはとてもそんな素敵な英語は話せませんが,最近少しできたなあ・・・と思うのは,生徒たちとしっかりキャッチボールが成立する英語を話せるようになってきたかな,ということがあります。そこだけは,嬉しいなあと実感しています。

 

 

さてさて,みなさんは,自分の話している英語って,意識していますか?