2学期の授業びらきは
今日から2学期がスタートしました。
みなさんはどんなふうに授業びらきをしていますか?
ここしばらく,ガイダンスと振り返りを,そして,子どもたち一人一人が自分の学習状況を認知できるようにすることを大切にしています。
ということで,今日の授業でも,そのベクトルを大切にしつつ,ゆったりした時間を過ごすようにしました。
夏休み明けのリハビリ,生徒も先生も必要ですよね。
まずしたのが,1学期の振り返りに,たくさんコメントを書いたものを一人一人に返却しました。
生徒たち一人一人が本当に真剣に振り返りをしてくれたので,コメントを書くこちらも真剣でした。
真剣に書いたからこそ,子どもたちも真剣に読んでくれていたと思います。
次に,ある生徒が書いてくれたコメントの抜粋がコピーで入った英語便りを配布しました。
自称英語が苦手だ,と書いた生徒の真剣な振り返り(どこが伸びたのか,どこが課題なのか,これからどう学んでいくべきかなど)を読みながら,自分の振り返りと比較してもらいたかったのです。
そして,4月に使った「英検のCan-doリスト」をファイルから取りださせました。
3か月の英語学習を経て自分の力が伸びたかどうか,各技能ごとに入れた☑マークに,赤ペンで追記をさせました。
赤い☑が入る子,そうではない子,いろいろな生徒がいましたが,自分の学習の現在地点を,「できる」ことベースでも客観視してもらうことがねらいでした。
ここまでステップを踏んだ上で,
A5サイズで準備した用紙に,自分の今学期の目標を具体的に書くように指示をしました。
10分間の時間を取って,ゆったりしたBGM(洋楽)を流しながら・・・
回収した用紙1枚1枚には,生徒の真剣なコメントがたくさん見られました。
厳しく鍛え上げる・・・
という方向性とは対照的であるかもしれませんが,こうして自律的な側面を伸ばしていくことが,時間をかけていくと,大きな成果につながっていくのではないかと今,考えています。
(もちろん,厳しく育て,できることを体感させてあげることも大事なのかもしれませんが・・・)
白か黒,ゼロか100か,ではなく・・・
よい塩梅,よいバランスを今後も見つけていきたいです。
あと1時間が過ぎると,教育実習生にバトンタッチです。
しばらくは客観的に子どもたちの様子を見,実習生の指導を見,こちらも学ぶチャンスになります。
彼らとともに成長したいです。
みなさんの授業びらき,どんな様子か知りたいです!