ペアでの対話 パフォーマンスから見えること

対話テストの2日目が終わりました。

 

今日もたくさんのペアの対話を聞き、感じたことを短いコメントとしてフィードバックしました。

 

よかったなあと感じたのは・・・

 

・相手の新情報を得て、自分との共通点を発見し、嬉しそうにしている表情とリアクションが自然と出てきた場面

 

・相手に向かって、〜right?と自然に投げかけている場面

 

・相手のファーストネームを呼び合っている場面

 

・自分の発話のエラーに自分でハッと気づいて修正をかけられた場面

 

こんなところがよかったなあ・・・と思います。

 

 

一方で、一問一答形式のやり取りになってしまうペアも見られました。

 

相手意識を高めていれば、相手がコメントしやすい状況を作るために、+1、+2の発話をしていくといいな、今後指導していきたいことだなあと感じました。

 

S1 : I like curry and rice.

S2 : Really?

S1 : Yes.

S2 : .....

 

でも・・・+1、+2を入れると・・・

 

S1 : I like curry and rice.

S2 : Really?

S1 : Yes, I do. I like chicken curry becuase chicken is so delicious. How about you?

S2 : Sorry, I don't like it, but I like sea food curry.

 

どうでしょうか。

 

普段の対話活動の中で意識付けさせられるように、振り返りを大事にしたいですね。

 

 

また、以前紹介したi-padで自分たちの対話を即時的に振り返らせる場面でも、+1、+2の観点で視聴するように促してみたいです。

 

 

指導と評価の一体化をしつつ、子どもたちの対話の力を伸ばしていきたいです。

 

 

今回はまだまだ通過点、これからの彼らの成長が楽しみです!