年度末に思う ファミリーとしての学年づくり
1週間ぶりの更新です。
敢えてブログから距離を置いて、心身を休める時間を取っていました。
久しぶりに書いてみます!
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17日の修了式の夜、学年のメンバーと、進路指導主事、合わせて8名で納め会をしました。
進路関係の会議の打ち上げや、卒業式後の会が、スタッフの家族のインフルエンザなどで延び延びになっていて、全てを合わせて一気に、ということで行ったわけですが、メンバーがみな一つになって、笑いの絶えない時間を過ごしました。
初めての学年主任でしたが、生徒や保護者の方も含めて、「ファミリー」になるぞ、と最初に宣言し、みんなで学年旅行に行くことも、その時に決めました。
生徒や保護者の悪口は言わないこと(愚痴とは違いますね。愚痴はOKでしょう)
逆サイドから物事を見ること
(生徒や保護者の思いを大切にする、彼らが何を、どう見ているか常に意識する)
メモではなく、お互いに声を掛け合って話をしながら仕事を進めること
生徒に言っている「二歩先を考えて行動」を、自分たちも実行すること
(カレンダーを共有し、そこに向かって進んで行く、共通の視点づくり)
こうしたことが一人一人の中で意識化され、お互いがお互いを支え合い、高め合った1年間だったな、と最後に再確認できました。
1つ下で右腕になってくれた生徒指導担当が、
「この学校に来て、一番働きやすかった、一番の学年主任でした」
と言ってくれたこと、感動でした・・・
これから新年度の学年所属や、担当する校務分掌などが発表されていくとともに、それぞれが所属する場所で新スタートを切ることになりますが、お互いにつくりあげたことをさらに発展させていけるよう、新鮮な気持ちでがんばっていきたいです。
また、今日は、担当する女子バスケットボール部の先輩方との交流会がありました。
4名の3年生のうち、1名は都合で参加できませんでしたが(県外の学校へ進学するため)、あたたかなムードの中で、交流試合をしました。
顧問も去年のこの時以来、1年ぶりにバスケットボールをしました。ハッスルしすぎて脚が大変なことになっています。
生徒のセンターの膝が右太ももに入って、腫れてます・・・!(ぎゃー!)
最後に3年生が手渡してくれた色紙には、一人一人からのコメントが書かれていました。
「先生は、私たちの声を聞いてくれた。わがままだったこともあったかもしれないけど、耳を傾けてくれた。だから、最後まで納得しながら取り組むことができた。」
と書かれていました。
昔の自分に読んでもらいたいような・・・そんなコメントです。
勝利至上主義で、勝つために必要なメンバーだけが試合に出るようであれば、こんなコメントは書かれなかったでしょう。
勝つことも重要ですが、それ以上に、一人一人、それぞれが成長できるように、耳を傾けつつ、思いを伝え、双方向のやりとりをしながら関わってきたことが、間違いではなかったのだ・・・と感じられた瞬間でした。
ファミリーとしての学年づくり、第1章が終わりました。
4月からの第2章、どんな1年になるでしょう・・・
その前に、もう少しだけ心身を休めてみます。
最高のファミリーだったなあ!
ありがとう!