対話テスト
こんなセッティングで
今日からペアでの対話テストを始めました。各クラス2時間計画での実施です。
英語教室とその隣の準備室を活用して実施します。
ペアごとに準備室に入室し,そこで与えられたトピックで,対話を行います。
写真のようにカメラで撮影します。
開隆堂のサンシャイン2のMy Project 4の内容ともリンクをしていますが,これまでの授業で続けてきたペアでの対話がどのくらいできるようになっているかを生徒自身も確認する機会になります。
●1分間2人で対話を継続すること
待ち時間は教室で終わったばかりの野外体験学習の思い出を英作文して過ごします。
こちらも,教科書のWriting 1にリンクしており,パラグラフを意識して英作文ができるかどうかを確認してもらいます。
2つとも,教師が見とり,総括的な評価に生かす資料として活用しますが,それだけで終わらずに,生徒自身がメタ的に自分の学習状況を見つめ直す機会として活用します。
事後,ベスト作品を動画にまとめ,視聴するとともに,
●そのモデルの何がよいのか自分の取り組みと比較しながら考える
機会を持ちます。
次のパフォーマンステストに向けて,何を意識して日々の授業,各活動に臨めばよいのかを自分で考え,気づける機会にしたいからです。
今日撮影を終えた前半を見ていて感じたのは・・・
●対話は,話し手のみでは成り立たない
●聞き手がアクティヴにどうかかわるかが大切である
-リアクション
-追加発問(掘り下げて情報を引き出す=相手理解を深める)
●こうした機会を定期的に設け,経験を積ませることが大切である
ということです。
リアクションや追加発問を,ペアでの対話にうまくちりばめて練習をさせてきましたが,まだまだ時間が必要です。
今回,カメラの前で実際に話す経験を得たことで,次の授業での対話場面で,もっとがんばろう! と思ってもらえるようなまとめをしていこうと思います。
評価をして,生徒をカテゴライズするのではなく,次に向かって,個々人が何に気付き,次の学習の具体的な道しるべを得ることができるか,生徒と一緒に考える時間を持ちたいです。
がんばれ,みんな!