群読発表会DVDを通した学びの交流 新潟,M先生との学び①
みなさん,自分の授業を開いていますか?
仲間の授業が気軽に見られて,事後,ディスカッションできますか?
以前,大修館の英語教育でコラボ記事を書かせていただいた新潟のM先生と,久々にDVDの交流をしました。
研修会等で出会った県外の仲間(M先生は大先輩で,教わることばかりですが・・・仲間,ですよね? M先生)とこうして学び合うことができます。
同じ学校でなかなか・・・という人,おすすめですよ!
M先生からのフィードバックは,それはそれは示唆に富んでいて,何度も「あ!」という気付きをいただいています。
この場を借りて御礼申し上げます!
では,M先生からのフィードバックを紹介します(ご本人のご了承を経て)。
みなさんともシェアさせてくださいね。
T先生、おはようございます。
日曜日に、DVDを視聴させていただきました。
先生が育てたい方向へすくすく成長しておられる生徒さんの姿に、
よい刺激をいただきました。
ありがとうございました。
本日は手短に書かせていただきます。(もう2回見る予定です。)
あと2回ですよ! この辺りがM先生のすごさです。
①オリジナリティへのこだわり
同じテキストから、
場面をどうとらえているか、(平面つまり字面から、立体へつまり3D化)
登場人物がもししゃべったとしたらどんな言葉になるのか、(心情の汲み取り)
メッセージを汲み取り、どう表現し、伝わるものにするか、
そんなdetailsをしっかり研究した後に作り上げられた群読だと感じました。
このことは、常日頃からのT先生のご指導なくしてはできないことです。
T先生の授業の魅力の1つは、
開本する前の、自由自在なinteractionです。
自由におしゃべりを展開、
もちろん、そこにimpromptuの楽しさと難しさが共存し、
そのことは、生徒さんにとっても同様のはずです。
つまり、先生の授業では、常にオリジナリティへのこだわりと誘導がある。
そのことが、どんな活動をしていても、顕れてくるのだなと思いました。
今回,内容理解を終えて,準備として3時間だけしか与えていないことを考えると,これまで一緒に学んできたことが成果として出たのかな,というのは自分でも思ったところです。もしそれが真実なら,嬉しいなあ・・・
②発音へのこだわり
口をやわらかくして大きく動かしながら、
息を無駄なく音に変えて圧を加えて押し出す、
そんな発声が、トレーニングの後に、きちんと身についていることを感じました。
子音にしても母音にしても、
日本語と大きく異なる音から、
日本語にも近い音があるが微妙に違うもの、
すべて、きちんと継続的に指導されトレーニングしておられることを感じました。
そして何よりも、英語の音を出すこと、
英語という言語を口にすることを、
どの生徒さんも楽しんでおられると感じました。
リズムのよさは、継続的な洋楽リスニングで培われたものですね。
プロソディってどんなもの,ということは明示的に指導をしました。
個別の発音についてのフィードバックは以前よりも結構していますね。
また,インプットに関しては基礎英語をずっと試聴しているので,その影響もあるのかな,と思います。
DVDは3回視聴させていただく予定です。
そして、若い講師の先生にも見ていただいて、気づきの違いから学ばせていただく予定です。
第一回めの気づきで短くて申し訳ありませんが、本日はここまで。
若手の先生にも還元される,というところがいいなあ・・・そんな発想,自分も大切にしたいです。頭が下がります。
当たり前のことで、一番大事なことが、今あらためて心に刻まれました。
促成栽培はできない。
種を植えたら、毎日水をあげて、ゆっくりじわじわ育てていかなければならない。
私も、じわじわ、を楽しんでいるところです。
では、つ・づ・く・・・
その通りです。促成栽培はできない・・・
続きを楽しみに・・・背筋を伸ばして待っております!