基礎英語2 新年度 講師になります!
間も無く発売されるテキスト、予約が始まっていますね。
ラジオでは今年度の基礎英語の最後が迫り、まとめの段階に入っているところだと思いますが、今回お話をいただき、新年度の基礎英語2で講師を務めることになりました。
ええええええ!!!!
自分でもびっくりの展開でしたが、せっかくいただいたお話です。前向きに捉え、挑戦させていただくことにしました。
月に1度のペースで収録が進んでいます。
これは、昨日スタジオで収録をした際、撮影した1枚です。
詳しくは4月号が発売されたら紹介させていただこうと思いますが、マイクの向こうに教え子たちや、全国で英語を学ぼうとしているリスナーさんたちのことを思いながら心を込めて話をしています。
(テキスト原稿や、放送原稿を書くときも、もちろん同じように思っています・・・)
とはいえ、どんなに忙しくなっても、目の前の教え子たちや、学校の仕事を第一に、おろそかにしないこと、足元をしっかりと見ながら日々の生活を送ることだけは大事にします。
また、現場にいる自分だからこそわかること、できることがあるのではないか、とも思っています。
たくさんのリスナーさんがいますが、特に中学生の学びの様子を思いながら、原稿作成や収録に臨みます。
みなさん、ぜひ新年度の基礎英語2、聞いてくださいね! そして、テキストでも学んでくださいね!
改めてよろしくお願いします!
持てる力を出し切ろう! 明日、入試!
明日は県立高校の一般選抜の入試日です。
今頃、教え子たちはどんなふうに過ごしているのだろう・・・
もう眠っている子もたくさんいるだろうなあ・・・
横になっているけれど、なかなか寝付かれない子もいるだろうなあ・・・
爆睡している子も(笑)・・・
ちょうど1年前、自分の長女がその日を目前にし、緊張している様子を見て、その大変さを改めて感じたこと、今でも新鮮に覚えています。
試験を終えて帰宅し、思うようにできなかったと涙を浮かべていたことも・・・
それが一転、合格がわかって信じられないような表情を浮かべていたことも・・・
これまで、ただ頑張っておいでね、って気楽に言っていたのかもしれないことを考え直さなきゃと思ったことも・・・
明日の入試を迎えるみんなへ
持てる力を出し切っておいで!
心から応援しています。
まずはコンディションを整えられるように、ここからぐっすりおやすみね!
明日はファイトだ!
ステージ上から見た素敵な景色 感動の瞬間×158
今日は卒業式の予行でした。
予行までに練習ができる時間は
50分×4回のみ・・・
果たして予行に臨めるのか・・・
初回の練習のスタート、学年主任の挨拶で伝えたことは:
「学年の立ち上げで一緒に確認したのは、学校は卒業式のためにある、ということだったね。日々の生活は、そこに向かうためにある・・・ だから、みんなとなら史上最高の卒業式ができると確信しているよ。それ以上は何もいうことはないよ。」
ということでした。
そこからは、進行を頼んだ1つ下の1組担任に任せて見守りました。
1度目の練習・・・担任の呼名に応じる一人一人の返事が小さい・・・
「果たして大丈夫なのか・・・」
そんな思いがよぎりました。
進行役の後輩とささやき合う・・・
「どう伝えようか」
練習の区切りがついたとき、彼が語り始めました。
「気持ちが人を動かす、心を動かす」
ということをいろいろなエピソードを交えて伝えます。
ピリピリさせず、ときに笑いを交えながら、生徒の心にしみていくような話ができる・・・それが彼のすごさです。
生徒の顔が上がり、背筋が伸びていくのが背中越しに分かりました。
その後、若い担任からのリクエストで、みんなで呼名をしよう!ということになりました。
一人一人がキャラクターを生かしながら声を出します。
誰か一人でも嫌がるのではないか・・・そんな不安をかき消すように、一人一人が進行役の先生の呼びかけに応え、大きな声で「はい!」を返してくれました。
子どもたちを信じなきゃ! 一抹の不安を抱いてしまった自分が恥ずかしくなりました。
その後迎えた予行、学年主任として校長の証書授与の介添えをしました。
ステージ上から見える彼らの表情・・・
ジーン・・・
証書を授与されて、顔を上げる一人一人の表情を見つめる一瞬一瞬・・・
いやあ・・・
担任ではないけれど、この瞬間×158回を味わえて、なんと幸せなことか・・・
その後の式歌も、見事なものでした・・・
来週の卒業式当日、ステージでしゃくり上げないように・・・
いい歳こいて・・・ ねえ・・・ 恥ずかしい・・・
1年間,3年間の英語授業を振り返る この子たちと一緒に学んできてよかった!
最後の授業で,1年間,3年間の英語学習を振り返って,ということでコメントを書く時間を設けました。
あるクラスのコメントの中からいくつかを紹介します。
いやあ・・・沁みる・・・
彼ら一人一人と出会えて,ともに学べて,よかった!
彼らが本当に誇らしい!
ありがとう!!
ファイナルスピーチの感想 子どもたち自身,どう感じているか
あるクラスの感想からいくつかをピックアップしてみました。
どの生徒も,真摯に自分のスピーチを振り返っています。
準備の大切さを痛感したり・・・
自分のこだわりを思いきり表現できて充実感を感じたり・・・
聞き手を意識することの大切さを改めて体感したり・・・
卒業後,高校での学びにつなげようと意識したり・・・
実際に挑戦する機会をもつと,こうして多くの気づきを得て,子どもたちはどんどん自発的に動きだすのですね。
こちらが覚えさせたい,マスターさせたい,と躍起になって押し付けたことでは,こんなふうにはならない・・・そう思います。
自分で納得して,自分でチャレンジしたからこそ,本気になれるし,本気で自分の現在地点を知ったから,次につなげようとするのだ・・・そうも思います。
項目を作って選択式で回答させたのでは,こうならないと思います。
感想も,ずっと自由記述で書かせてきたから,最後にこんなにたくさん書けるようになったのですね。
やりっぱなしで終わらず,ちゃんと振り返りをさせること・・・
大事ですね,本当に!
地元の先生との学び合い
日々の業務は本当に多忙、そして過酷です。
先ほど、近くのマッサージから戻りましたが、首から背中、そして腰・・・全身の張りが半端なかったそうです。
「頭が痛くなったり、気持ち悪くなりませんでしたか?」
とセラピストさんに聞かれました。
全く、その通りです。
3年生担当、入試と卒業式を控えて、トイレに行く暇も正直ないような半月を過ごしていました・・・
フゥ・・・
そんな日々ですから、授業改善について語り合う余裕、なかなかない、というのが正直なところです。
でも、月1で続けている地元の自主研究会、立ち上げから10年近く経ちました。
会に来られなくとも、授業ビデオの視聴がしたい・・・と希望してくれる地元の仲間がいます。
それぞれの先生の授業の先にあるのは・・・
そうです、生徒たちと、彼らの学びです。
それらが深化するために、真摯に学び続けることを忘れずにいたいものです・・・
ディベートビデオを見た、地元の仲間からのメールを、紹介しますね。
みなさん、学び合っていますか?
*
DVD拝見させて頂きました。
ただただ、感動するばかりでこんな風に子どもたちが伝えることができたらいいなと
思いながら見ておりました。
ここまでできるようになるには、やはり日頃から自己表現をさせることが大切で、継続してやってこられたからこそなのだと感じます。また、その手立ても丁寧さがあってこそだと改めて感じました。
私が感じたことは、授業の後半になっていくほど子どもたちが自分の意見を進んで言いたいという雰囲気が伝わってきたことが素晴らしいなと思いました。
おそらく、友人の意見を聞きながら、自分の考えがさらに深まっていき、「伝えたい」につながっていたのだと思います。これって、思考力が深まっていることであり、また、相手とつながっているということでもあり、素晴らしいことだなと思いました。
また、T先生のコーディネート力にも感動しました。
生徒の意見をうまく受け止め、キーワードを取り上げていくことで、わかりやすくなっていったと思います。
子どもたちの英語力には、ただただ脱帽です。
すごいです!!!訓練されてますね。
自分の授業をあらためて反省しました。。。
また、理由の視点がとても面白くて、聞いていて私の考えにはなかったような意見がでており、こどもってすごいなあ、と感心しました。
授業改善の道はまだまだ長いですが、これからも頑張って行きたいです。
とても、エネルギーをもらいました。
ファイナルスピーチ発表を終えて
発表会を終えて・・・
ほぼ全ての授業が終わることにもなりました。
前回3年生を担当した2年前と,何か劇的に変化があったか,と言われると,そこまでのものはなかったかもしれません。
しかし,振り返ってみると,
発表者が落ち着いて発表に臨んでいること・・・
発表者が聞き手の存在をより意識していること・・・
原稿を自分のものにしていること・・・
聞き手が話し手を受容し,一体感を生み出していること・・・
そんな変化があったように思います。
じわじわと,先輩の背中を超えていくような,そんな実践でした。
生徒たちの振り返りには,まだ目を通せていませんが,どんなことを感じてくれたのか,楽しみに読もうと思います。
こちらでも,彼らの振り返り,紹介できればと思います。
やっぱり言えることは,
1年後,3年後,どんなことができるようになれば・・・
それは,具体的にどんな活動を通して・・・
というゴールを明確に定め,そこに向かって進んでいくこと,
これで,授業が変わり,生徒が変わっていく,ということです。
バックワードデザイン,このイメージをみなさんと共有したいなあ・・・
ファイナルスピーチ発表会 進む
今日も,昨日に続いて各クラスでの発表会が続きました。
印象に強く残ったのは,普段は人前で積極的に意見を述べる機会が決して多くはない生徒たちのがんばりでした。
彼らが一人一人「がんばった!」と言うことが,そもそもおこがましいのかもしれません。
心の中に思いを秘めて,いや,ちゃんと持っている,そのことは間違いがなく,それを単に外言化していないだけ,それも,限られた時間の中でしなかっただけ,なのかもしれないのですから。
自分の名前の由来を話す生徒
東日本大震災と自分とのかかわりについて話す生徒
自分がどっぷりつかっていることのよさを仲間と共有したい!と語る生徒
自分の部活の仲間のよさを一人一人伝える生徒
親への感謝をその場を借りて述べる生徒
それぞれのスピーチに思いが乗って,今日もたくさんたくさん届いてきました。
世の中的には,発信力の育成が求められ,人前で堂々と,臆せず自分の意見を述べることができる生徒の育成が求められています。
でも,そのとき話したいか,話したくないか,それは子どもそれぞれによって違いますね。
学校だから,教師がそうさせたい思いがあるから・・・とは言っても,子どもはそう思うかどうかは分かりません。
そんな中で,こうして自分の考えや気持ちを語ることができる生徒たちとともに学べて,自分はつくづく幸せだな・・・
そう思います。
明日はどんなスピーチが出てくるかなあ・・・
ファイナルスピーチ発表会 始まる!
ファイナルスピーチの発表会が始まりました。
今回は,前回3年生を担当した2年前と比べて,事前の設定で変化を加えました。
分量を抑え,A4サイズ1枚分の内容に凝縮させる
量よりも質を考える
ということです。
前回は,A4で2枚,3枚と思いを綴る子が続出して,発表だけで4時間かかった記憶があります。
時間的な制約,ということも若干考えましたが,それ以上に,構想の段階で絞りこみながら自分の考えを精選していくことでこだわりが生まれると考えました。
また,分量を抑えることで,自分のことばとして話せるのではないか,と思ったからです。
実際に各クラスで12,3名ずつ発表が終わり,自分のことばとして話せる生徒が増えたな・・・
そして,聞き手の立ち居振る舞いがますますよくなったなあ・・・
自分のこだわり,好きなものをテーマに,豊かな発想と着眼点をもって発表しているなあ・・・おもしろい!!
そんなことを感じました。
スピーチの終わりに英語担当の私への感謝を述べてくれる人もいて,いつものことながら目頭が熱くなる単純な私でした・・・
さらに,発表を聞きながら思ったことは・・・
普段の取組をもう一歩充実させれば・・・さらによくなる!という私自身の気づきでした。
今年度は,教科書の内容理解の授業で,音読の出口でキーワードリプロダクションに取り組ませていましたが,そこから一歩進んで,リテリング(自分のことばで(ここでは)教科書の内容を表現すること)をさせておく!
と,最後のスピーチに確実に生きるな,と思います。
とはいえ,それでも長ーーいスピーチをやり切っている子どもたちの姿に,感動です。
そして,感謝も!!
残りのみんな,がんばろう!
ALTの先生との最後の授業 Kahoot!を活用して
本校では,ALTは1週間に1度,月曜日のみ来校します。
1クラス当たりで見ると,授業は2週間に1度,のペースで行われます。
3年生の授業は昨日で最後,になりました。
それぞれのクラスの生徒に,授業の中で,
How are you feeling?
Could you please tell him something?
などと声をかけると,
I am sad.
Mr. H, thank you very much for teaching us.
We always enjoy your lessons and learned a lot of things.
We'll never forget you.
などと気持ちを伝えることができました。
ALTも目を潤ませる場面がありました。
最後の授業は,自分たちの学校にまつわるクイズや,英文法に関するクイズを英語で作成し,Kahoot!を使って楽しむ時間にしました。
以前にも紹介しましたが,
takaenglishteacher.hatenablog.com
takaenglishteacher.hatenablog.com
4人のグループを組んで,4択の問題にタブレットを使って取り組みます。
Which team became SECOND in your FIRST year chorus contest?
のような問題に答えます。
全部で約40問,ALTの先生が作問した問題に,一喜一憂しながらチャレンジしていました。
1年近くぶりになりましたが,今回も子どもたちは喜んで参加をしていました。
普段は,アナログで,生徒と向き合って授業の1つ1つの要素を紡いでいくことこそ大事だと思っているので,こうしたツールを紹介して,いいぞ!というスタイルはあまり好きではないのですが,お楽しみ,的な授業も,こうした機会ならいいな,と単純に思います。
みなさんもぜひ使ってみてくださいね!
Kahoot!