今年度,初・英語部会 ~つながる・ひろがる
新年度出勤2日目,午前中は教科部会でした。
新しい年度のスタートに向けて,同僚2人と3人で,軸足合わせをしました。
3人で仕事をするのも5年目に入ります。
もともと仲の良い3人,節目節目に食事や飲み会をしながら,互いを尊重し合って仕事を進めてきました。
おもしろたのしく関わり合ってきましたが,お互いの授業や,共通で進めていくことに関して,本当の意味で(腹を割って)関わる関係を築くためには,それなりの時間やステップが必要だったのだと思います。
今日,自分が大学院で学んできたこと,たくさんの授業を見て感じてきたことを話したときに,これまで以上に真剣に耳を傾けてくれている同僚の姿を見ることができました。
共にした時間が長くなり,信頼関係が本当に築けてきた一つの表れなのかな・・・と嬉しくなりました。
今日提案したのは・・・
■量に慣れさせる指導の工夫をしたい
・多聴・多読をできるだけ取り入れていきたい
■インプットをこれまで以上に大切にしていきたい
・音声のみのインプットを与えるステップ
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・音声と意味(イメージ)を重ねるステップ
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・音声と文字を重ねるステップ
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・音声・意味・文字を重ねるステップ
■音読の先に何があるかをイメージしたい
・音声と文字を重ねるステップ
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・音声と意味を重ねるステップ
↓
・インテイクを促す音読のステップ
-overlapping,shadowing
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・アウトプットにつなげていくステップ
-reproduction
■ワークシートをもとにした対話から,ワークシートから離れた対話へと移行していきたい
・聞く→話す→レポートする→書く の意味のある繰り返し
・対人意識と聞きあう関係づくり
もともと,圧倒的な授業力を誇る2人です。
これまでの実践に加え,上のようなポイントを意識したステップが加われば,さらにパワーアップすることが期待されます。
自分だけの実践,ではなく,共同歩調で進んでいけることの意味を,改めて考える機会となりました。
個人プレーではなく,みんなで!