「勉める」を「強いる」 から 「学ぶ」へ
「勉める」を「強いている」かな・・・
昨日のゼミの中で,生徒に「勉める」を「強いている」ような授業をしていないか,ということが議論になりました。
自分の事前研での授業がまさにそうだったので,耳だけでなく心が痛い瞬間だったのですが,そこで話題になっていたことを今日の授業で生徒たちに聞いてみました。
小学校から今まで,国語や英語をはじめとした授業で「書く」ことをたくさん行ってきたと思いますが,
「書くこと」が楽しかった,という経験はありましたか
手を挙げてもらいましたが,その数は本当に少なかったです。
なぜかを聞いてみると・・・
「おもしろくない。」
「限られた時間で苦しかった。ゆっくり取り組みたかった。」
というような意見が聞かれました。
反対に,楽しんだ経験があった生徒に理由を尋ねると,
「書いたことをもとにスピーチをして,相手に伝わったと感じられて嬉しかった。」
という感想が返ってきました。
そうです・・・。
そもそも,「書く」という行為の目的は,
自分の考えや気持ち,もしくは伝えたい事実や情報など,相手に伝えたいことがあって,それを相手に届けるため
なのではないでしょうか。
そこで,ノート回収の中で見つけた生徒作品を増し刷りしたものを配布しました。
エラーはあるものの,のびのびと自分の書きたいことを書いているという点ですばらしかったからです。
なぜ先生がこの1作品を選んだか,というところを伝えました。その思いが,みんなに届いているといいなあ・・・。
また,エラーをどう修正するかを,みんなで考えました。 語順が違うので,英語の基本的な語順をおさらいして,その後,書き直してみました。
以前,教科書の内容をソートし直したもので指導をしていたものに関連づけて・・・
その上で,すでに使っている生徒もいるこのノートを紹介しました。
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今日の授業は,「学ぶ」になっていたかなあ・・・
生徒のみなさん,来週もよろしくね!