自ら考える子どもたち

教育実習最終日,研究授業を終えた学生さんから,授業のタクトを引き継いで,3週間ぶりの授業を担当しました。

 

実習生と共に子どもたちが学んできたことの整理・整頓からスタートしよう,と考えました。

 

コミュニケーション活動を通して触れてきたもの,使ってきたもの=体感的に学んできたことが,理解できているかどうかを問うてみました。

 

まずは,接続詞whenやifについて・・・

 

When you will go to Tokyo tomorrow, please buy a souvenir for me.

 

のような文を提示して,誤りがあるかないかどうかを考えさせました。

 

辞書を活用しながら,ペアで話し合ってもらいました。

 

辞書を検索しながら,when節の後に続く文には,未来であってもwillを使わず現在時制で表現することを導き出してきました。

 

 

次に考えたのが,接続詞の節が前に来るか,後ろに来るか,それによって何が変わるのか,を考えてみました。

 

上で紹介した文なら,

 

When you will go to Tokyo tomorrow, please buy a souvenir for me.

 

Please buy a souvenir for me when you will go to Tokyo tomorrow.

 

 

千葉大学の大井恭子先生に悉皆研修で教えていただいたこと:

 

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プッチンプリンをお皿の上に乗せて,カラメルが一番上に来るような状態= 一番大切なこと(topic sentence)がパラグラフの先頭に来るのが,英語的な思考

 

太田先生が紹介されているpreviewingでも,英文を初見で読み進めていくときには,各パラグラフの先頭の文だけを読んでいくことを紹介しています。

 

このように,英語的な思考について,同じようなエッセンスが見られると思うのですが,どちらがnative的な表現だろうか,と問いかけると,多くの生徒たちが下を選択していました。

 

黒板にプリンの絵を描きながら,一緒に考えていきました。

 

中には,疑問詞のwhenとの区別をしやすくするため,のように話していた生徒もいました。

 

直接の正解ではなくとも,自分なりの考察をしていることに意味がありますね。

 

感覚だけではうまくつかみにくい,こうしたことも,コミュニケーション活動をやるだけで終わらせず,explicitに取り扱う,また,自分で調べ,考えながら扱う時間を,今後も取っていきたいです。

 

真剣な表情,見ていて嬉しくなりますね。

 

 

みんな,一緒にがんばろうね!